蓮如上人と三願転入にどのような関係が??(40)

 そもそも、男子も女人も罪のふかからんともがらは、諸仏の悲願をたのみても、今の時分は末代悪世なれば、諸仏の御ちからにては、なかなかかなはざる時なり。これによりて、阿弥陀如来と申したてまつるは諸仏にすぐれて、十悪・五逆の罪人をわれたすけんといふ大願をおこしましまして、阿弥陀仏と成りたまへり。「この仏をふかくたのみて一念御たすけ候へと申さん衆生を、われたすけずは正覚ならじ」と誓ひまします弥陀なれば、われらが極楽に往生せんことはさらに疑なし。

このゆゑに、一心一向に阿弥陀如来たすけたまへとふかく心に疑なく信じて、わが身の罪のふかきことをばうちすて、仏にまかせまゐらせて、一念の信心定まらん輩は、十人は十人ながら百人は百人ながら、みな浄土に往生すべきこと、さらに疑なし。このうへには、なほなほたふとくおもひたてまつらんこころのおこらんときは、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏と、時をもいはず、ところをもきらはず念仏申すべし。これをすなはち仏恩報謝の念仏と申すなり。あなかしこ、あなかしこ。(御文章5帖目4通)



煩悩にまみれた罪深い私達は諸仏の悲願をたのんでも、今の時分は末代悪世ですから、諸仏の御力にては助けて頂けません。こうしたことから阿弥陀如来という仏様は、諸仏に勝れて「十悪・五逆の罪人を私が助ける」という大願を発して下さり、既にその願成就して阿弥陀仏と成っておられます。阿弥陀仏は、「我を一心にたのめ、必ずお前の後生助けるぞ。そうでなければ仏には決してなるまい」と誓っておられますので、その誓いを計らいなく聞き受けて私達が極楽に往生することはさらに疑いありません。
余の善にうつらず、余の仏を念ぜず、「後生助けるぞ」という弥陀の勅命を聞き受け、わが身の罪の深いことは打ち捨てて、ひとえに後生を弥陀にゆだね、一念の信心の定まった人は、十人であれ百人であれ皆浄土に往生することは、さらに疑いありません。この上には、お救い下された有難さ尊さを思えば南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏と、時・処を選ばず念仏を称えて仏恩を報謝しなさいと教えられています。
蓮如上人の教えは、一貫して18願のみのお勧めです。19願の勧めなど、どこにも見当たりません。獲信までに必ず通らねばならない道程や、そこまでは因果の道理を深く信じて廃悪修善をしなければならないとか、地獄一定の自己を知らされねばならないとか、善知識の指示に無条件に従わねば後生は必堕無間だとか、宿善を求めよ・厚くせよだとか、そういった珍説も存在しません。嘘だと思うなら、『御文章』を眼に当てて10回でも100回でも読まれたらよろしいと思います。
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淳心房&しゃあ

Author:淳心房&しゃあ
(淳心房)
平成21年10月に親鸞会を退会し、「親鸞聖人の正しい教えを真偽検証する」ということで、専らコメンテーターとしてやってきました(^^)v
しかし、ようやく自分の中での真偽検証は終了したので、名前も改め、淳心房と名乗ります♪
ただし「真偽検証」は今まで馴れ親しんだ名前ですし、親鸞会教義が親鸞聖人の正しい教えなのかどうなのか、一人一人が真偽を検証して頂きたいと思い、ブログのタイトルとして残しました。
一人でも見て下さる方があれば幸いです☆


(しゃあ)
平成21年8月に親鸞会を退会しました。淳心房さんと共同でブログを書いています。何かありましたらメール下さい~
singikensho@yahoo.co.jp
(スパム防止のため@を大文字にしてあります。メール送信時は小文字に変えて下さい。)

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