行者正受金剛心の解釈ー昨日のコメント欄より

浄土真宗親鸞会を考える 新・ハトの会カウフマン様よりコメントを頂きました。有難うございました。
皆さんにも知って頂きたい内容ですので、記事としてUPします。



「行者正受金剛心」のトンデモ解釈
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 親鸞会の講師部員が、正信偈のお言葉に対するトンデモ解釈をしております。おそらく会長の説教を鵜呑みにしてそのまま晒したのでしょう。
...

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なお、引用元の浄土真宗親鸞会親鸞聖人の教えを新潟で☆☆☆ 行者正受金剛心では、「浄土真宗親鸞会を考える 新・ハトの会」で書かれている内容と違う部分があります。

例えば、

「御釈迦様の教えの通り行う人、御釈迦様の教えられる道を行く人は」
「仏教で教えられている通り、実践しなければ、結果は出ません。善いタネを一生懸命蒔きましょう☆」


の部分が、

「弥陀の浄土へ往く人は」
「光に向かって三願転入の道を進ませて頂きましょう☆」


となっています。

指摘を受けて以上のように修正したのでしょう。

少なくとも私が学生だった8年前は、講師が「行者正受金剛心」の「行者」を、

「人生の目的に向かって行く者」
「教えの通りに実行する者」

と説明していたので、『正信聖典』にそのように書き込みをしました。


昔と今とで教えの整合性がなく、最新の教えが基準のようです。ただ、

「光に向かって三願転入の道を進ませて頂きましょう☆」

と言って、19願の善をやらねば信仰が進まず助からないように説かれていますから、どちらにせよ親鸞聖人の教えではない珍しい教えに変わりありません。


2、3年前のアニメ解説か何かの行事では、行者について、

行者とは信心獲得した人のこと。なぜ信心獲得した人を行者というのかというと、
・浄土に向かっていく人
・大悲を行ずる人
だから。


と解説していたと記憶しています。

また平成10年前後のビデオ御法話では「実行する人」と解釈していたと思います。


いずれにせよ時代とともに変わる教えであることに違いはありません。

会員の皆さんは、いろいろなことについて今までと違う説明を聞いた時、そういう意味もあったのか、深い教えが知らされましたと喜んでいる場合がありますが、高森会長の話は時代によって変わっているという事実をあきらかにみて頂きたいと思います。




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>人生の目的を達成した人のことを行者といわれるが、「人生の目的に向かって行く者」「教えの通りに実行する者」も行者である。
>聞かなければ仏教は分からないが、いくら聞いていても実行しなければ善果はこない。廃悪修善を実行しなければ悪果ばかりやってきて相対の幸福さえ恵まれない。ましてや絶対の幸福など分からない。
>「行者正受金剛心」と親鸞聖人は教えられており、行者が正しく金剛心を受ける。金剛心とは絶対の幸福ということ。行者が絶対の幸福を受けるのである。

の部分は完全に三部経のご法義を破壊していますね。

 阿弥陀仏が、絶対に善の出来ない私一人のために、五劫の思惟、兆載永劫の御修行をなされて、その善根功徳の全てが込められた南無阿弥陀仏を頂くばかりなのに、まだ私の方で何かしなければならないと説くのは他力回向の教義に反しています。
 そして、会員を因果の道理で鞭打って金集め、人集めをさせて自分は楽して贅沢三昧ですからね。一番因果の道理に反しているのは会長であることがよく分かります。

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親鸞会では、

「自力無効と知らせるために阿弥陀仏が十九願を建てられた。十九願は我々に善を実行させるための本願である」

と主張し、会員を無限ループにハメています。


親鸞会の、救われるまでのフローチャートは以下の通りです。

(1)因果の道理は仏教の根幹であり、その結論は廃悪修善。
(2)因果の道理が分かったら、廃悪修善に励まずにおれなくなる。
(3)廃悪修善をド真剣に実行すると、善の欠片もできない、悪しかできない自己が知らされる。
(4)そんな自分は因果の道理に順じて後生は一大事だと、後生に驚きが立つ。
(5)後生に驚きが立つと、その解決の為に廃悪修善に励まずにおれなくなってくる。
(6)すると、雑行をしている自分だと知らされる。
(7)雑行が雑行と分かり、雑行がすたる。

会員は、「後生の一大事とはどんなことかを知らなければ、仏教は何十年聞いても分かるものではありません」と徹底されています。
そこでまず、「後生に驚き立たねば」と善をします。
ところが、励んでも励んでも、一生懸命努めても中々後生が苦になりません。

「自分のやる善はホント嘘っぱちだなぁ」
「何事も自分の都合中心で判断しているなぁ」
とは思えても、「後生が苦で眠れない」といったような強烈な自覚まではないのです。
(4)には到底辿りつけず、いわゆる「信仰が停滞している」状態です。

また、後生が苦にならないのは三世因果の道理が徹底されていないのだと繰り返し教えられていることから、自分を振り返り、
・確かに自因自果と思えない心はある
・全ての結果は我が身のタネまきとも思えない
・因果の道理の理解が自分は中途半端だ
などと、まだまだ教えが分かっていない自分だと思い込むようになります。

つまり、教えの分かっていない自分はもっと教えを知らねばならないということで、振り出し(1)に戻ります。ここから一歩も進めない状態なのです。


(1)→(2)→(3)→(4)と進もうとして、真剣に聴聞し真面目に廃悪修善に取り組むのですが、どうにも進めず、また(1)から再スタート。熱心な会員ほどこのループをどこまでも廻り続けます。

その内に時間ばかりが空しく流れる、親鸞会へ費やしたものは多くなる。
今さら後には退けない、今まで求めてきたこの道が間違いとは思いたくない、教えは正しいが教えに合わせられない自分がいけないんだ、もっと教えを真剣に聞かなくては・・・

会員は、「会長先生に間違いがあるはずがない、会長先生の説く教えが正しい」という大前提の元、自分で自分をMCしてせっせと親鸞会の駒として活動しています。
親鸞会としてはとってもおいしいわけで、会員がこの無限ループにいる間はせっせと金と人を集めてきてくれるわけですからたまりません。
救われたいから一生懸命活動するので、救われてしまったら救われる為に活動することは不要です。そうなった場合、会員は今ほど熱心に活動をするかと言うと疑問に思われます。
だから、救いがあることを匂わせて、今一歩で止めておくことが、金と人を効率よく集めるには都合がいいわけです。
会長とその一族、また恩恵を受ける一部の幹部には都合がよいのでしょうが、そのために純粋に救いを求める会員を利用しているのは善でしょうか? 悪でしょうか?

コメントにご指摘の通り、一番因果の道理に反した行為を重ねているのが親鸞会です。
本願力回向のみ教えを破壊する大罪は、今後本人達が身をもって受けていかねばなりません。
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正受金剛心

親鸞会って、19願というか『観経』によって善を奨めているのに『観経』も読んでないんですね。

「正受」という語の元々の出拠は、『観経』の韋提希の

唯願世尊 教我思惟 教我正受
(やや、願はくは世尊、われに思惟を教へたまへ、われに正受を教へたまへ)

ですよね。
この正受を善導大師が「帰三宝偈」で、
正受金剛心 相応一念後
(まさしく金剛心を受け、相応する一念の後 )
http://wikidharma.org/4af80f514c740
と、されたのが「正信念仏偈」の
行者正受金剛心 慶喜一念相応後
(行者まさしく金剛心を受けしめ、慶喜の一念相応してのち、)
の出拠なんですよね。

正受に関してはややこしいんですが、二尊二経という『観経』の見方が判らないと意味不明でしょうね。
http://wikidharma.org/4ad5601fb877b



>林遊@なんまんだぶつ様

とにかく財施(献金)と破邪顕正(人集め)を勧めるのに都合のよい御文を、断章して持ってきているだけなのでしょう。
歪曲した宿善論による勧めはかなり昔からあったようですが、三願転入の御文や19願、観経の定散二善を根拠にし出したのは結成35周年からだと「私の白道」にありました。
「親鸞聖人や蓮如上人の真意が分かるのは高森先生しかおられない」という自力執心の根強い会員は、正しい教えは何か検証もしないので悲しいことです。
林遊様のような方の話に耳を傾けて頂きたいものです。
プロフィール

淳心房&しゃあ

Author:淳心房&しゃあ
(淳心房)
平成21年10月に親鸞会を退会し、「親鸞聖人の正しい教えを真偽検証する」ということで、専らコメンテーターとしてやってきました(^^)v
しかし、ようやく自分の中での真偽検証は終了したので、名前も改め、淳心房と名乗ります♪
ただし「真偽検証」は今まで馴れ親しんだ名前ですし、親鸞会教義が親鸞聖人の正しい教えなのかどうなのか、一人一人が真偽を検証して頂きたいと思い、ブログのタイトルとして残しました。
一人でも見て下さる方があれば幸いです☆


(しゃあ)
平成21年8月に親鸞会を退会しました。淳心房さんと共同でブログを書いています。何かありましたらメール下さい~
singikensho@yahoo.co.jp
(スパム防止のため@を大文字にしてあります。メール送信時は小文字に変えて下さい。)

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