このようにして親鸞会教義が徹底されました(6)

※新入生の皆さんへ。
この時期に盛んに勧誘活動を行い、キャンパスでの声かけ、メルマガ登録、mixi、ツイッターなどいろいろな手段で近づいてくる浄土真宗親鸞会の学生組織があります。話を聞き続けているうちに、こんな話に注意!関連の内容をサークルで聞いたら、親鸞会の可能性が高いです。

※親鸞会は親鸞聖人の名を語って宗教ビジネスを展開するカルト団体です。新入生の皆さん、親鸞会サークルに入ると大変なことに!に詳しく書きましたが、入会すると様々な活動に時間とお金を費やし、学生生活やその後の人生を台無しにしてしまいかねません。

※以前からの非難により、現在は、勧誘の最初の段階で仏教とか『歎異鈔』や『教行信証』に学ぶと触れる大学もあります。

※『なぜ生きる』、『光に向かって100の花束』など一万年堂出版の書籍をゼミ(部会、ミーティング、講座)で用いていたり、『世界の光 親鸞聖人』のアニメ上映があったりしたら、親鸞会だと思って間違いないでしょう。

※ネットの情報には、デマが多いみたいなことも言われているかもしれませんが、自分でよく情報を取り入れて判断してください。


現在は、新歓合宿後から、入会するまでに話がなされる内容について書いています。
今日は、このようにして親鸞会教義が徹底されました(5)の続きです。

因果の道理と自己の罪悪が繰り返し徹底されたことにより、真面目に聞いてきた人ほど、「一切衆生必堕無間」という親鸞会ドグマを容易に受け入れることができるようになっています。

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◎後生の一大事

法鏡に映し出された自己の姿を前回までに述べてきた。
私達は身口意の三業で、十悪、五逆、謗法といった恐ろしい罪を造り続け、未だかつて真実の善といえる善は一つもした事がない。
かかる我々は、因果の道理に順じて、後生に恐ろしい一大事が惹起することは必定だ。
これを「生死の一大事」とも「後生の一大事」とも言われる。

全人類の100%確実な未来が後生。だから、後生と無関係な人は一人もいない。

また、一息切れたら後生である。今日も交通事故や病気で何人もの人が死んでいっている。若いからといって油断はできない。明日の命を誰が保証できるか?
後生は何十年も遠い未来ではなく、現在と触れ合っているのだ。
では、一大事とはどんな事を言うのだろうか? 高森先生の著書に『こんなことがしりたい』という本があるので、そこから学びたい。

 親鸞聖人や蓮如上人が不惜身命の覚悟で教示下された生死の一大事とは、どんなことかといいますと、これは後生の一大事ともいわれていますように、総ての人間はやがて死んでゆきますが、一息切れると同時に無間地獄へ堕ちて、八万劫年苦しみ続けねばならぬという大事件をいうのです。
 死後の存在を認める人も認めない人も関係なく、この一大事から逃れることは出来ません。地獄の実在を肯定する人にも、否定する人にも同じくこの一大事が惹起致します。経典に釈尊は、「一切衆生、必堕無間」とこれを説かれています。これは、総ての人間は必ず無間地獄へ堕ちて苦しむということです。その他、後生の一大事の説かれていない経典はありません。
 親鸞聖人はこれを、「念仏誹謗の有情は、阿鼻地獄に堕在して、八万劫中大苦悩、ひまなく受くとぞ、説きたまう」と仏意を述べておられます。
 蓮如上人も「この信心決定されずんば、極楽に往生せずして無間地獄に堕在すべし」と『御文章』にしばしば仰言っていられます。
 無間地獄の寿命は八万劫年と説かれています。一劫というのは五十六億七千万年ですから気の遠くなるような期間です。また無間地獄の苦しみの激しさを釈尊は譬えて、この世の溶鉱炉の火をかの地獄へ持ってゆくと、丁度霜か雪のようになると説かれています。
 されば、無間地獄はその苦しみからいっても、その期間からいっても、人生五十年乃至百年とはケタ違いであることが判ります。
 このように、想像を絶する一大事が後生にはあるのですが、誰がこの一大事のあることを知っているでしょうか。そこで釈尊は、この一大事をさとり、総ての人々にこの一大事を知らせる為に八十年間叫び続けてゆかれたものが仏教なのです。

(『こんなことが知りたい1』p.6~p.8)

また、こんな話もある。
ある時弟子がお釈迦様に、「地獄の苦しみとはどのような苦しみでしょうか?」と尋ねると、「どんな言葉でも地獄の苦しみは説けない」と仰った。
「それでは譬えでなりと」と願った弟子に、釈尊は「朝百本、昼百本、夜百本、一日計三百本の槍で突かれる苦しみをどう思うか?」と尋ねた。
「僅か一本の槍で突かれてさえどんなに苦しいでしょうに、一日三百本の槍で突かれる苦しみは想像も及びません」
と答えると、釈尊は拳程の石を手に取って、
「この石と向こうに見えるヒマラヤ山とどちらが大きいか?」
と突拍子もないことを言われる。
「お釈迦様、それはとても比較になりません。大変な違いでございます」
と答えると、
「一日三百本の槍で突かれる苦しみをこの石とすると、地獄の苦しみはあのヒマラヤ山の如しだ」
と仰ったという。

地獄と聞くと、虎の皮のふんどしをはいた鬼や、湯玉たぎる釜を想像し、嘲ったり笑ったりするのは、苦しみを表す表現であることを知らないのだ。
こんな一大事があることを私達はどうして知ることができるだろうか。
これを説いて私達に理解させることは、犬や猫にテレビやパソコンの仕組みを分からせようとするようなものであり、水を離れて生きられない魚に火煙の事を知らせようとするようなものだった。

仏教は後生の一大事を知るところから始まり、後生の一大事の解決で終わる教えといわれる。
後生の一大事がどんなことかを知らなければ、仏教は何十年聞いてもわかるものではない。

お釈迦様の一生も、親鸞聖人の生涯も、ひとえに私達に後生の一大事のあることと、その解決の道を知らせるためだった。

後生の一大事は、解決ができるから教えられた。解決もできないのに、一大事のあることだけ説いたのなら、無慈悲というより他にない。
医者が「あなたは癌ですよ! こういう点からもこういう診断からも癌です。このまま放っておくと死んでしまいますよ!」と言うのは、治る見込みがあるから。治る見込みがなかったら「おいしいもの何でも食べて、好きにして下さいね」などと言われるだろう。
治すには、まず患者に「自分は癌である」と自覚させなければならない。自覚させなければ、患者は治そうという気も起きない。それでは、医者が色々と指示を出したり薬を出したりしても、患者はいい加減に聞いて従わなかったり、面倒臭がって薬を飲まなかったりして、病気が治らない。
患者が自分の病気を自覚すれば、信頼できる医者を探し、その医者の一挙手一投足に神経を使い、医者の指示は一言も洩らさず聞いて従うだろう。
そして病気が完治したら、「先生のおかげで助かりました」とお礼を言わずにおれない。

私達はちょうど、治すことが非常に難しい病気にかかっているようなものである。蓮如上人は「無明業障のおそろしき病」とこれを言われている。
恐ろしい病というのは初めは自覚症状がなく、自覚が現れてきた頃には手遅れになる。
私達は無明業障のおそろしき病を治しておかなければ、取り返しがつかない一大事が引き起こる。そうなってからでは手遅れだ。

また、三世十方の諸仏は一度はこの病を治そうとしたが、治すことができず背を向けて逃げ出したので、おそろしき病といわれるのだ。そんなおそろしい病を「我ひとり助けん」と立ち上がられたのが、本師本仏の阿弥陀如来である。そのことを、蓮如上人は『御文章』二帖目八通に
「それ、十悪・五逆の罪人も、五障・三従の女人も、むなしくみな十方三世の諸仏の悲願にもれて、すてはてられたるわれらごときの凡夫なり。しかればここに弥陀如来と申すは、三世十方の諸仏の本師本仏なれば、久遠実成の古仏として、いまのごときの諸仏にすてられたる末代不善の凡夫、五障・三従の女人をば、弥陀にかぎりてわれひとりたすけんといふ超世の大願をおこして」
と教えられている。

後生の一大事の解決は、阿弥陀仏の本願によって、生きている現在できる。

全人類は逆謗の一機であり、無間地獄に堕つるのは必定だ。
それを救うことができるのは阿弥陀仏の本願という一法である。

この一大事を解決して「生まれてきてよかった」と生命の歓喜を得ることこそが人生の目的だ。
そのために生まれてきたのであり、生きている。どんなに苦しくても死んではならない、自殺をしてはいけないのは、この一大事の解決のためだ。
そのために政治があり、経済があり、科学があり、医学があり、人間の全ての営みがある。

そして、この道は「仏法は聴聞に極まる」と言われるように聴聞の一本道である。聞く一つで解決ができる。

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もはや親鸞会入会まであと一歩という状況です。

(つづく)
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淳心房&しゃあ

Author:淳心房&しゃあ
(淳心房)
平成21年10月に親鸞会を退会し、「親鸞聖人の正しい教えを真偽検証する」ということで、専らコメンテーターとしてやってきました(^^)v
しかし、ようやく自分の中での真偽検証は終了したので、名前も改め、淳心房と名乗ります♪
ただし「真偽検証」は今まで馴れ親しんだ名前ですし、親鸞会教義が親鸞聖人の正しい教えなのかどうなのか、一人一人が真偽を検証して頂きたいと思い、ブログのタイトルとして残しました。
一人でも見て下さる方があれば幸いです☆


(しゃあ)
平成21年8月に親鸞会を退会しました。淳心房さんと共同でブログを書いています。何かありましたらメール下さい~
singikensho@yahoo.co.jp
(スパム防止のため@を大文字にしてあります。メール送信時は小文字に変えて下さい。)

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