「切りきざみてもあくかよあくかよ」の前に教えられていること

今日は番組を変更して、親鸞会でよく用いられる「切りきざみてもあくかよあくかよ」の『御一代記聞書』の直前のお言葉を拝読したいと思います。当然、親鸞会発行の百箇条の中には入っていません。


一 前々住上人(蓮如)には、なにたるものをもあはれみかはゆく思し召し候ふ。大罪人とて人を殺し候ふこと、一段御悲しみ候ふ。存命もあらば心中を直すべしと仰せられ候ひて、御勘気候ひても、心中をだにも直り候へば、やがて御宥免候ふと[云々]。

(現代語訳:蓮如上人御一代記聞書ー現代語版ー 本願寺出版より)
蓮如上人は、どのような罪を犯したものであっても、あわれみ不憫にお思いになりました。重罪人だからといって、その人を死刑にしたりすることがあると、とりわけ悲しんで、「命さえあれば、心をあらためることもあるだろうに」と仰せになるのでした。ご自身で破門にされたものであっても、心さえあらためれば、すぐにお許しになったのです。


一 安芸の蓮崇、国をくつがへし、くせごとにつきて、御門徒をはなされ候ふ。前々住上人御病中に御寺内へまゐり、御詫言申し候へども、とりつぎ候ふ人なく候ひし。その折節、前々住上人(蓮如)ふと仰せられ候ふ。安芸をなほさうと思ふよと仰せられ候ふ。御兄弟以下御申すには、一度仏法にあだをなしまうす人にて候へば、いかがと御申し候へば、仰せられ候ふ。それぞとよ、あさましきことをいふぞとよ。心中だに直らば、なにたるものなりとも、御もらしなきことに候ふと仰せられ候ひて、御赦免候ひき。その時御前へまゐり、御目にかかられ候ふ時、感涙畳にうかび候ふと[云々]。しかうして御中陰のうちに、蓮崇も寺内にてすぎられ候ふ。

(現代語訳:出典は上と同じ)
安芸の蓮祟は、加賀の国を転覆させ、いろいろと間違ったことをしたので、破門となりました。その後、蓮如上人がご病気になられたとき、蓮祟は上人にお詫びを申しあげようと山科の本願寺へ参上したのですが、上人に取り次いでくれる人はいませんでしいた。ちょうどそのころ、蓮如上人がふと、「蓮祟を許してやろうかと思うよ」と仰せになりました。上人のご子息がたをはじめ、人々は、「一度、仏法に害を与えた人物でありますから、お許しになるのはどうかと思います」と申しあげたところ、上人は、「それがいけない。何と嘆かわしいことをいうのだ。心さえあらためるなら、どんなものでももらさず救うというのが仏の本願ではないか」と仰せになって、蓮祟をお許しになりました。蓮祟が上人のもとへ参り、お目にかかったとき、感動の涙で畳を濡らしたということです。その後、蓮如上人がお亡くなりになり、そのご中陰(死後49日間)の間に、蓮祟も山科の本願寺で亡くなりました。



親鸞会では、近年、次々と除名処分が行われていることは、皆さんご存知だと思います。
除籍と違い、除名されると、二度と親鸞会の法話に参詣できないし、再入会もできないと聞いています。

そんな除名処分を考えだし、「ワシがいたら血の海になっていた」と語るような高森会長は、やはり蓮如上人とは違うようです。

また、親鸞会では意図的に蓮如上人像を歪めていると感じます。


ちなみに、

一 奥州に御一流のことを申しまぎらかし候ふ人をきこしめして、前々住上人奥州の浄祐を御覧候ひて、もつてのほか御腹立候ひて、さてさて開山聖人(親鸞)の御流を申しみだすことのあさましさよ、にくさよと仰せられ候ひて、御歯をくひしめられて、さて切りきざみてもあくかよあくかよと仰せられ候ふと[云々]。仏法を申しみだすものをば、一段あさましきぞと仰せられ候ふと[云々]。

のお言葉は、現代でいえば、親鸞会をご覧になられた蓮如上人のお気持ちではないでしょうか?

高森会長にも一刻もはやく心中を改めて頂きたいと思います。

しかし、会長が改めることは考えられないので、会員の皆様が1日でもはやく親鸞会から抜け出してくださることを念ぜずにはおれません。
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No title

蓮如上人がそんなことを仰っていたとは知りませんでした。
アメリカだかのうんたら教授が「親鸞会は蓮如の心を受け継いでいる云々」だか言ったそうで、親鸞会は得意げにHPで宣伝してますが、どうやらその教授の勉強不足だったようですね。それか翻訳ミスか…。

興福寺の奏状もそうですが、親鸞会にとって都合の悪い事実は隠蔽・捏造しているんですよね。会員の皆さんには早く事実を知って、切り刻みても飽きない仏敵は高森会長だときづいてほしいです。

>ちょこぼ様

私も最近まで知りませんでした。
『こんなことが知りたい③』p.123には、安芸の法眼(=蓮崇)を生涯許さなかったとありますが、『御一代記聞書』に反する珍しい教えだと分かりました。
安楽寺佛教研修会304回
http://www.netwave.or.jp/~shinsyu1/anrakuji/bukken304.html
を参照してください。

アメリカのロジャース教授が、「親鸞会は蓮如上人の遺産」だと言っているようです。こちらは、
親鸞会NET
http://www.shinrankai.net/tokusyuu/2005/20051015rennyo.htm
を参照してください。

都合のよいものは何でも用いるし、都合の悪いものは隠蔽・捏造するのはずーっと昔からの直らぬ癖ですからどうしようもありません。
心ある会員の方が目を醒まして頂けるようにお手伝いしたいと思います。

自分で検証しなきゃね

TS会の人は仏教を舐めてるとしか思えないのだが、原典や言葉の出拠を検証しないで教えを聞くから似非善知識に騙されるんだろうな。

http://wikidharma.org/4bc7517f70356

インスタント信心が欲しければそれでもいいけど、自分の頭使わなきゃいけないよね。

No title

「親鸞会は蓮如上人の負の遺産」
の間違いじゃーないんですかね~

>Rudel様

「過去にも今にも未来にも、皆にて謗る人もなく、皆にて褒むる人もなし」(法句経)と会長が言っていますからね。法句経にこのような意味の御文があるかは調査不足で分かりませんが・・・

その通りです

>林遊@なんまんだぶつ様

会員は「誰が何と言おうと高森先生の仰ることに間違いない」という信心ですから、会長や講師の言うままに従っているのです。
自分で考え、調べることを放棄して、一方新入生には「自分の目と耳で確かめることが大事」と言うので、精神分裂症かと疑ってしまうほどです。
プロフィール

淳心房&しゃあ

Author:淳心房&しゃあ
(淳心房)
平成21年10月に親鸞会を退会し、「親鸞聖人の正しい教えを真偽検証する」ということで、専らコメンテーターとしてやってきました(^^)v
しかし、ようやく自分の中での真偽検証は終了したので、名前も改め、淳心房と名乗ります♪
ただし「真偽検証」は今まで馴れ親しんだ名前ですし、親鸞会教義が親鸞聖人の正しい教えなのかどうなのか、一人一人が真偽を検証して頂きたいと思い、ブログのタイトルとして残しました。
一人でも見て下さる方があれば幸いです☆


(しゃあ)
平成21年8月に親鸞会を退会しました。淳心房さんと共同でブログを書いています。何かありましたらメール下さい~
singikensho@yahoo.co.jp
(スパム防止のため@を大文字にしてあります。メール送信時は小文字に変えて下さい。)

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