このようにして親鸞会教義が徹底されました(7)

※新入生の皆さんへ。
この時期に盛んに勧誘活動を行い、キャンパスでの声かけ、メルマガ登録、mixi、ツイッターなどいろいろな手段で近づいてくる浄土真宗親鸞会の学生組織があります。話を聞き続けているうちに、こんな話に注意!関連の内容をサークルで聞いたら、親鸞会の可能性が高いです。

※親鸞会は親鸞聖人の名を語って宗教ビジネスを展開するカルト団体です。新入生の皆さん、親鸞会サークルに入ると大変なことに!に詳しく書きましたが、入会すると様々な活動に時間とお金を費やし、学生生活やその後の人生を台無しにしてしまいかねません。

※以前からの非難により、現在は、勧誘の最初の段階で仏教とか『歎異鈔』や『教行信証』に学ぶと触れる大学もあります。

※『なぜ生きる』、『光に向かって100の花束』など一万年堂出版の書籍をゼミ(部会、ミーティング、講座)で用いていたり、『世界の光 親鸞聖人』のアニメ上映があったりしたら、親鸞会だと思って間違いないでしょう。

※ネットの情報には、デマが多いみたいなことも言われているかもしれませんが、自分でよく情報を取り入れて判断してください。



現在は、新歓合宿後から、入会するまでに話がなされる主な内容について書いています。
今日は、こうして親鸞会に入会しましたの続きです。

GWの新歓合宿に続き、6月の終わりになると今度は夏合宿に誘われます。
そこでは新入生の理解度にもよりますが、
・後生の一大事
・宿善
・善知識
についての親鸞会ドグマを徹底することが夏合宿のテーマでした。
そのため、以前は「五重の義」について話がなされることが多かったです。

私が参加した夏合宿では入会者には、ねじ曲げられた宿善論が徹底されました。
「後生の一大事の解決は宿善まかせ。過去において宿善薄い者は、今生において真剣に宿善を求めなければならない」という高森教学を親鸞聖人の教えだと偽ってたたき込まれ、従順なる高森学徒になる学生も少なくありません。
今日は、どのように話をされるのか詳しく書いてみます。

なお、親鸞会の宿善論の誤りについては親鸞会教義の誤り『宿善とは』を参考にして下さい。


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◎宿善まかせ

「あわれあわれ、存命の中に皆々信心決定あれかしと、朝夕思いはんべり。まことに宿善まかせとはいいながら、述懐のこころ暫くも止むことなし」(御文章)
蓮如上人の御遺言である。蓮如上人は親鸞聖人の教えをそのまま伝えられた方だから、これは親鸞聖人の御遺言でもある。
高森先生は讃題として御説法の前に必ずこのお言葉を言われる。
善知識方は、全ての人が命のある今どうか信心決定してもらいたいと、この事一つ朝から晩まで念じていられる。
私達は朝から晩までどんな事を思って生きているか。どう生きるかに心を奪われて、後生の一大事の解決、信心決定を忘れていないか。深く反省しなければならない。

さて、ではどうしたら後生の一大事を解決し、信心決定することができるのか。
私達が一番聞きたい、一番知りたいことである。
これについて蓮如上人は、「宿善まかせ」だと仰っている。
他にも、
「いずれの経釈によるとも、既に宿善に限れりと見えたり」
「無宿善の機に至りては力及ばず」
「されば弥陀に帰命すというも信心獲得すというも宿善にあらずということなし」
と御文章の至る所に仰って、阿弥陀仏に救い摂られてこの世も未来も絶対の幸福に生かされるには宿善というものが如何に大事なことかが知らされる。信心決定のことを宿善開発ともいわれるから、宿善とは一体どんなものか知ることが非常に重要なことになる。


◎宿善とは

宿善とは、「宿世の善根」とか、「善が宿る」とも読む。宿世とは過去世。私達が過去世においてやってきた善根功徳のこと。
過去の行いは人によりまちまちだから、宿善には厚薄の違いがある。それを蓮如上人は、
「宿善も遅速あり。されば已・今・当の往生あり。弥陀の光明に遇いて早く開くる人もあり、遅く開くる人もあり」(御一代記聞書)
と仰っている。
宿善も遅速ありとは宿善に厚薄があるということ。
宿善の厚い人は信心決定が早い。宿善の薄い人は信心決定が遅い。
宿善厚い人は、枯れ松葉に火を近付けるとすぐ燃えだすように、僅かな法縁で信心決定する。熟柿が僅かな風で落ちるように、救われるのが早い。こういう人を頓機というが、頓機の者は非常に少ない。法然門下では380余人のお弟子の内、耳四郎、親鸞聖人、熊谷蓮生房の三人、親鸞門下では明法房弁円ただ一人といわれる。
宿善薄い人は、青松葉に火を近付けても中々燃え上がらないように、法縁を重ねて漸く信心決定する。青柿はすぐに木から落ちないが、日光によって段々と熟柿になっていくように、救いに時間がかかる。こういう人を漸機というが、漸機の者は非常に多い。

では、自分は宿善が厚いのか薄いのか、非常に気になる問題である。

これについて蓮如上人は、
「後生を大事におもひ、仏法をたふとくおもふ心あらば」(御文章)
と教えられている。後生を大事におもいとは後生が気になるということ。後生が気になる人は宿善の厚い人である。また仏法を尊いと思う人も宿善の厚い人である。
今日ここにきている人は、どちらかまたは両方に当てはまる人だと思う。どうですか?

また、宿善の厚薄は聞法心の強弱となってあらわれるともいわれる。
みなさんはどうですか?

新入生「私は宿善が薄いと思います」
(自分の心を見る限り、聞法心が強いと堂々と答えられる人はまずいないでしょう)

では、宿善の薄い私は助からないのかというとそうではない。
宿世とは、信心決定するまでの一切の過去ということだから、今生も含まれる。過去世においてあまり善を修めてこなかったなら、今生で善を修めて宿善を厚くすればいいのである。
なので、「宿善は待つにあらず、求むるものなり」といわれる。過去世において宿善少き者は、今生において真剣に宿善を求めなければならない。でなければ、宿善開発の時節到来ということはあり得ない。

では、どんなものがらが宿善となるのだろうか?
これについて、宿善が厚くなる順に三つのことが教えられている。


◎宿善が厚くなる行為

まず一番は何よりも聴聞。熱心な聞法に勝る宿善はない。「仏法は聴聞に極まる」と教えられるように、真剣な聴聞が何より大切である。
しかし、誰から聞いても同じではなく、仏法を正しく説かれる善知識から聞かねばならない。

二番目が五正行の実践。所謂、朝晩のおつとめである。おつとめとは、親鸞聖人の書かれた『正信偈』と、蓮如上人の書かれた『御文章』を拝読すること。
毎日法縁があるわけでもないし、法縁があっても仏法とご縁のない時もある。無常は
迅速であり、後生は一大事であるから、一刻も疎かにできない。
そんな時、仏壇の前に座って心静かにおつとめをすることは得難い仏縁になる。
『正信偈』は親鸞聖人の直の説法であり、『御文章』は蓮如上人の生きたお声である。
おつとめは365日できる求道であるから、欠かしてはならない。

三番目は六度万行の実践。六度万行とは、釈尊が説かれた善を大きく六つにまとめたものである。
布施ー親切
持戒ー言行一致
忍辱ー忍耐
精進ー努力
禅定ー反省
智慧ー修養
中でも、仏法を伝えることを法施というが、法施は人間が実行できる最高の善である。
お金やものを施すことを財施といい、これも尊い善行だが、「財は一代の宝、法は末代の宝」と言われ、私達を未来永遠の幸福に生かす仏法をお伝えすることが最高の布施行だ。
そういう仏法を聞かせて頂き、仏法の尊さが分かったら人に言わずにおれない。
まだそういう気持ちになっていない人は、本当の意味で分かっていない。それに、人に伝えることで説かれる方の御苦労や、聞き難い法を聞かせて頂いていることが知らされる。

また、仏法の為にお金や体力、時間を使うことは、人生の目的達成の為だから無駄になることはない。100%それらは生かされる。
だから高森先生は、「私は仏法の為に苦労している人を見て可哀想だとは思わない」と仰る。
逆に仏法の為になるべくお金や時間をかけないようにするのは、仏法が何を教えたものかということが分かっていない、可哀想な人である。

私達は一体何に命を使うべきなのか。自らが人生の目的を聞き求め、絶対の幸福に生かされると同時に、皆さんにも人生の目的をお伝えし、共に絶対の幸福を喜び合う身となる、これこそ我々親鸞学徒が果たさなければならない聖使命であり、真実知り得た者だけが進むことのできる無上の道ではないか。
「自分さえ助かればいい」「自分さえ聞いていればいい」というような我利我利根性では助からない。大乗真実の教えを聞く我々は、自利利他の菩薩道を進んでいくのだ。

真宗の危機は、人類の危機である。真実知らされた喜びを胸に、今こそこの命、全人類が救われるたった一本の道である親鸞聖人のみ教え開顕に使わせて頂こう。

**********************

夏合宿では、『会報3集』の宿善について書かれている箇所のコピーが配布されて、その内容が徹底されました。

(つづく)
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淳心房&しゃあ

Author:淳心房&しゃあ
(淳心房)
平成21年10月に親鸞会を退会し、「親鸞聖人の正しい教えを真偽検証する」ということで、専らコメンテーターとしてやってきました(^^)v
しかし、ようやく自分の中での真偽検証は終了したので、名前も改め、淳心房と名乗ります♪
ただし「真偽検証」は今まで馴れ親しんだ名前ですし、親鸞会教義が親鸞聖人の正しい教えなのかどうなのか、一人一人が真偽を検証して頂きたいと思い、ブログのタイトルとして残しました。
一人でも見て下さる方があれば幸いです☆


(しゃあ)
平成21年8月に親鸞会を退会しました。淳心房さんと共同でブログを書いています。何かありましたらメール下さい~
singikensho@yahoo.co.jp
(スパム防止のため@を大文字にしてあります。メール送信時は小文字に変えて下さい。)

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