【考察】大学新入生の、入会後の流れ (2)

【考察】大学新入生の、入会後の流れ(1)の続きです。

(2)顕正

親鸞会で学生会員に勧められることのもう一つは「顕正」です。

親鸞会でいう顕正とは、一言でいうと、「親鸞会入会者を獲得すること」です。
そんなことをいうと、顕正とは正しい親鸞聖人の教えを伝えること、阿弥陀仏の本願をお伝えすることだと、反発する現役会員さんもいるでしょう。しかし実態は上記の通りです。

「○○君を顕正した」とは、○○君に話をして親鸞会に入会させたことを言っています。
○○大学の年間顕正目標といえば、○○大学の1年間の新規入会者の目標人数のことです。
また、入会者を獲得した会員には「顕正精進賞」が与えられます。

このように、「顕正」=「親鸞会入会者の獲得」が実態でしょう。

だからといって、新入生にいきなり親鸞会入会者を獲得するように勧められることはありません。

私が1年生のときは、盛んに親子ゼミなるものが行われていました。
また、すでに何ヶ月も聞いている人を対象とした会合以外にも、友人を誘えるような公開講座も行われていました。

このような親子ゼミや公開講座に、両親や友人・知人を誘うことが繰り返し呼びかけられていました。私の親も何度かそのような行事に参加し、富山までも何回か参詣しました。また、私の友人の中には会員になった人もありました。

教学で、破邪顕正は最高の宿善になると教えられていましたので、救われる因縁になるならということで、教えられるままにせっせと親鸞会の人集めに加担させられていたのです。


私が在籍していたときから退会するまでに親鸞会学友部で行われていた「顕正」にあたるものをいくつか列記しますと、

(A)新たに教えを聞く人を獲得する活動
・個人メルマガを作成して友人などに送り、毎日縁を持ち続ける
・多くの知人に年賀状を出すように推進される
・高森会長の著書を親や友人に送るように推進される
・そうした友人・知人に親鸞会で聞いた内容を話したり、先輩に紹介して話をする
・地元での公開講座に親や友人・知人を誘う
・そこに参加した人を富山に誘う
・降誕会・報恩講・追悼法要・学生大会などの大きな行事へのお誘い
・自分の大学のキャンパスに立って声をかけ、行事に誘う
・夏休みなどの長期休暇では他の大学に遠征して勧誘活動を行う
・そして、2年生になると新入生勧誘

(B)すでに会員になった人に対しての活動
・後輩に教学聖典の意味を説明する
・高森会長の法話の内容を後輩とともに復習する
・後輩への連絡の伝達
・行事に参加しなかった人に対して、その内容を伝える

など、様々な活動がありました。


聴聞、教学、おつとめ、財施、破邪顕正など、親鸞会で勧められる活動に参加する事で、それが宿善となり、それによって信仰が進むというのが会員の理解です。信仰が進まなかったら助からない、信仰が進んだら救いに遇えると思っているのです。
活動が救いと無関係なことでは、やる気が起きません。だから、活動が救いと関係があるように親鸞会では教えます。
「親鸞会は諸行往生ではない」と必死に主張していますが、会員の理解は諸行往生そのものです。



・顕正と聞法は車の両輪である。どちらか一方では求道は進まない。
・真実を知らない人に真実を教え、求めねばならぬわけを説いているうちに、いや他人に説くことによって自分の聞法心も深まって来る。
・精一杯話をしてもうまく伝えられなかった場合、次の法話でその話があったときに真剣に聞ける。
・縁ある人と一緒に参詣すると、自分が真剣に聞かずにおれなくなる。
・うまいそば屋に入ったら、人にも言わずにおれなくなる。そうならないのは、そばのうまさの分からない人か、無慈悲な人。
・高森先生のご恩に万分の一、億分の一でもお返ししよう。
・高森先生が命懸けでお叫び下さっているのに、こんな少ない目標では申し訳がない。
・破邪顕正しないものは仏弟子ではない。お釈迦様は一番嫌いな人だと仰っている。
など「顕正」を勧められる会合は、大きな行事の前になると頻繁に行われました。親鸞会制作のビデオで、高森会長の苦労話を繰り返し聞かされました。


そうしているうちに先輩になり、今度は後輩に親鸞会教義を説明するようになりますので、後輩にも刷り込みを行う、そして自分もますます親鸞会教義の正当性に確信を深めていく、という循環が繰り返されるようになります。

先輩になると「顕正目標」、「報恩講参詣目標」、「局長講演会参詣目標」などの目標達成を迫られるようになります。そのために、
・行事に誘う人をリストアップし、その人にどんなはたらきかけをするのかを考え、どれだけ実行できたのかを報告する。
・自分の分のリストアップだけでなく、担当者の分のリストもチェックする。
など、活動の中心はまさに人集めになっていきます。
自分が救われるためにと思ってやっていることが、気がつけば対象者に如何に教えを徹底して会員にし、如何に聴聞と破邪顕正に前向きに取り組むようにするかばかり考えて活動するようになっています。



こうして、親鸞会活動中心の大学生活を送っていくのです。
本人はすっかりその気になって、「全人類の救われるたった一本の道をお伝えする」という使命感から、せっせと親鸞会のために活動するようになります。
その実、高森一族とその取り巻きの欲望を満たすために働かされているとは夢にも思いません。
そんなことで大学生活、ひいてはその後の人生を棒に振るのはあまりに口惜しいと思いませんか?
特に大学新入生の皆さんには、そんな経験はしてほしくありません。

今年も正体を隠し、名前まで偽るという卑劣極まりない勧誘が大学で行われています。勧誘を受けることは避けられないかも知れませんが、「高森先生こそ善知識だ」などとマインドコントロールされてしまう前に、おかしな団体であることに気がついて頂きたいと思います。

(つづく)
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淳心房&しゃあ

Author:淳心房&しゃあ
(淳心房)
平成21年10月に親鸞会を退会し、「親鸞聖人の正しい教えを真偽検証する」ということで、専らコメンテーターとしてやってきました(^^)v
しかし、ようやく自分の中での真偽検証は終了したので、名前も改め、淳心房と名乗ります♪
ただし「真偽検証」は今まで馴れ親しんだ名前ですし、親鸞会教義が親鸞聖人の正しい教えなのかどうなのか、一人一人が真偽を検証して頂きたいと思い、ブログのタイトルとして残しました。
一人でも見て下さる方があれば幸いです☆


(しゃあ)
平成21年8月に親鸞会を退会しました。淳心房さんと共同でブログを書いています。何かありましたらメール下さい~
singikensho@yahoo.co.jp
(スパム防止のため@を大文字にしてあります。メール送信時は小文字に変えて下さい。)

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