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経典に無いことを捏造し続けて慚愧有ること無い高森顕徹会長

先日日曜日は高森顕徹会長の座談会がありました。相変わらずの

映画『なぜ生きる』の質問
「『聞く一つで、大船に乗せる』ということは、阿弥陀仏の命を懸けたお約束だからです」
とは、どんなことでしょうか。


に答えるというもので、すでに

『飛雲』大沼法竜師の説明を受け売りして恥をかき続ける高森顕徹会長

に内容の一部が紹介されています。長らく続いた映画『なぜ生きる』の質問座談会ですが、おそらく今回で最後でしょう。今週末には駄作映画の第二弾が公開される予定ですので、それ以降は新しい映画の話で持ちきりになるはずです。それにしても、

『親鸞会を脱会した人(したい人)へ』平成の親鸞会を機関紙で振り返る(3)

で宮田先生が紹介されているように、新しもの好きの高森会長は次々と出版物を出してはいきますが、親鸞会では新たに作品が出たら一つ前の作品は一気に見向きもされなくなってしまう傾向にあります。しばらく経てば顧みられることもあるでしょうが、当分映画『なぜ生きる』の存在感は急激に影をひそめるでしょう。


さて、今回高森会長は『正信偈』の「法蔵菩薩因位時 在世自在王仏所」を出して話をしていましたが、その内容は今までと同じく経典に無い捏造話でした。それは、

正信偈「法蔵菩薩因位時 在世自在王仏所」

にあるような

「助けさせてください」
「やめておけ」
「助けさせてください」
「やめておけ」
と何回も何回もやりとりされて、
ついに世自在王仏は、
「これだけ言ってもあきらめられないなら」
と根負けされました。


などといった法蔵菩薩と世自在王仏とのやり取りです。『大無量寿経』を読んでもそのようなやり取りはどこにもありません。難しいと感じる方は現代語訳だけでもお読み下さい。

どうせこれも華光会か大沼師からのパクリをそのまま転用したものでしょう。『二河白道の譬え』ほど改造の悪意は感じられませんが、親鸞会では人間の実相で用いられる『黒白二鼠の譬喩』といい、『長者窮子の譬喩』といい、経典や聖教の内容を大幅に、しかも自説の都合の良いように改造、改変、捏造して話がされています。

経典のお言葉は一字一句正確でなければならぬ

と言って、教学試験の際は経典の言葉は一文字でも間違えると×です。その位厳しく教えていながら、いざ自分が話す時には改変し、時には全くデタラメな話をする神経は、私には全くもって理解不能です。それを

高森先生は分かり易いように、敢えて話を変えて教えて下さっている

などと忖度しているとしたら、その人は完全に思考停止しています。


ちなみに、法蔵の示現のすぐ後の讃仏偈の一節

正覚の大音、響き十方に流る。

とは、法蔵菩薩が世自在王仏を褒め讃えた言葉です。これが『教学聖典(2)』では

問(18)
阿弥陀如来の呼び声は、大宇宙に轟いていると説かれた『大無量寿経』のお言葉を示せ。

答(18)
〇正覚の大音は、響十方に流る。


となっています。確かに本願の名号である南無阿弥陀仏は十方諸仏の称讃、讃嘆によって大宇宙に轟いていると言えますが、このように本来の意味と違う問答を設けて教えるというのは如何かと思います。これについてもご存知の方ばかりでしょうが、知らない方もあるかも知れませんので念のため。


ところで、法蔵菩薩と世自在王仏との架空のやり取りを話す際に必ず出てくるのが

仏教では、弟子はどんなよいことをする時も、必ず先生にお伺いを立て、先生の許可を得なければならない

などという話です。以前、師匠と弟子の関係を禅宗の達磨大師と慧可のエピソードを持ち出して話をしたことも記憶に残っています。また、師匠に立てついた者はどうなるのかを、アニメ『世界の光 親鸞聖人』第六部では信楽房が闇に向かって歩いていくシーンで示しています。嶋田元講師や瓜生元講師、近藤元講師や宮田元講師、あるいは私のような教義や組織批判をして辞めていったような者をアニメの信楽房に見立てている会員も少なくないのではないかと思われます。

実は架空のやり取りよりも、これが非常に問題です。これを徹底することで、高森会長や上司の指示に無条件服従し、何をするにも上司の指示を仰いで行動する、親鸞会的人間に仕立てていくのが会のやり方なのです。

自分の考えを持たず、何をするにも上司に相談し、上司の指示通りに動く。教義に関しても、高森会長の説を絶対視して他の意見は聞かない。教義批判を聞いても上司の詭弁を信じ込んで受け容れない。一度に多くの離反者が出ないのも、反乱分子を発見したらすぐに上司に報告せよと指示を受け、それを忠実に守っている人がいるからです。

私はそういった会の規則には必ずしも染まっていなかったこと、また自身の救いが目当てであったこと、数々の矛盾点を抱えている上に今宵の後生に間に合わない教義であると正見できたことで、先に退会していた先輩の意見を受け容れて辞めることができました。しかし、親鸞会的人間に仕立てられていた周囲の会員は、会や上司を信じていたために説得は通じませんでした。


少なくとも親鸞聖人の上では、こうした部下に対して無条件服従を強いるような教えはありません。何でもかんでも、朝令暮改の無理難題にも「畏まりたる」と言え、そうしなければ助からんぞ、などと聖人は教えておられません。これはカルト教義の特徴の共通項に挙げられています。和合僧などとは程遠い、邪教徒の教えです。

専修念仏のともがらの、わが弟子、ひとの弟子といふ相論の候ふらんこと、もつてのほかの子細なり。親鸞は弟子一人ももたず候ふ。そのゆゑは、わがはからひにて、ひとに念仏を申させ候はばこそ、弟子にても候はめ。 弥陀の御もよほしにあづかつて念仏申し候ふひとを、わが弟子と申すこと、きはめたる荒涼のことなり。つくべき縁あればともなひ、はなるべき縁あればはなるることのあるをも、師をそむきて、ひとにつれて念仏すれば、往生すべからざるものなりなんどいふこと、不可説なり。如来よりたまはりたる信心を、わがものがほに、とりかへさんと申すにや。かへすがへすもあるべからざることなり。自然のことわりにあひかなはば、仏恩をもしり、また師の恩をもしるべきなりと[云々]。『歎異抄』第6条

【現代語訳】
同じ念仏の道を歩む人々の中で、自分の弟子だ、他の人の弟子だといういい争いがあるようですが、それはもってのほかのことです。この親鸞は、一人の弟子も持っていません。なぜなら、わたしのはからいで他の人に念仏させるのなら、その人はわたしの弟子ともいえるでしょうが、阿弥陀仏のはたらきにうながされて念仏する人を、わたしの弟子などというのは、まことに途方もないことだからです。つくべき縁があれば一緒になり、離れるべき縁があれば離れていくものなのに、師に背き他の人にしたがって念仏するものは往生できないなどというのは、とんでもないことです。如来からいただいた信心を、まるで自分が与えたものであるかのように、取り返そうとでもいうのでしょうか。そのようなことは、決してあってはならないことです。本願のはたらきにかなうなら、おのずから仏のご恩もわかり、また師の恩もわかるはずです。このように聖人は仰せになりました

親鸞聖人はこう仰せられたとあります。親鸞会はこのような思想の団体なのか、よく考えて頂きたいものです。尤も、親鸞会は「専修念仏のともがら」ではなく「兼修雑行のともがら」ですが。



【後書】
ちなみに、親鸞会のアニメでは闇に向かって進んでいった信楽房ですが、

ただ信楽房はのちに心をひるがえして、ふたたび聖人のもとへ帰ってきました。『親鸞聖人門侶交名牒』にその名が出ていますし、いわゆる門弟二十四輩のなかにも名をつらねる有力な門弟となっていった人です。おそらく聖人のこうしたお言葉を伝え聞いて感動して回心したのでしょう。
聖典セミナー 『歎異抄』第六条 ~親鸞は弟子一人ももたず~より)

とのことです。古巣を出て行ったきり、お世話になった恩師が訪ねて来ても会わず、それどころか暗に非難して会員の流出を防ごうとしている誰かさんとは、えらい違いです。

また、入会(入学)金だけで5万円(学生は2万円)、月に最低5000円の会費を払わせておきながら、一番大事であるはずの本尊は貸与で、退会時は返納しなければならないというのも解せぬ話です。これぞまさに

わがものがほに、とりかへさんと申すにや

です。まぁ、粗悪品でしかも貼り合わせのコピー&ペースト正本尊は返却した方が後腐れが無くていいか。
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No title

高森さんにとってはお経を改竄するくらいは朝飯前なのでしょうね。
如来様への信も、仏法を尊ぶ心も欠片ほどもないことがわかります。
「一切衆生必堕無間」は高森お得意の嘘でしたが、
「高森顕徹必堕無間」は仏法者であれば凡夫でもわかる事実です。

Re: maelstrom様

改ざんして己の邪義の正当性を主張することが許せない点ですね。騙されている会員には、一日も早く気がついてもらいたいです。
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淳心房&しゃあ

Author:淳心房&しゃあ
(淳心房)
平成21年10月に親鸞会を退会し、「親鸞聖人の正しい教えを真偽検証する」ということで、専らコメンテーターとしてやってきました(^^)v
しかし、ようやく自分の中での真偽検証は終了したので、名前も改め、淳心房と名乗ります♪
ただし「真偽検証」は今まで馴れ親しんだ名前ですし、親鸞会教義が親鸞聖人の正しい教えなのかどうなのか、一人一人が真偽を検証して頂きたいと思い、ブログのタイトルとして残しました。
一人でも見て下さる方があれば幸いです☆


(しゃあ)
平成21年8月に親鸞会を退会しました。淳心房さんと共同でブログを書いています。何かありましたらメール下さい~
singikensho@yahoo.co.jp
(スパム防止のため@を大文字にしてあります。メール送信時は小文字に変えて下さい。)

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