退会までを振り返る

新入生の皆さんはこんな話に注意(1)で、親鸞会に出会ったときのことから書きはじめ、親鸞会で聞いた話を簡単に振り返ってきました。今日は、私自身が先輩になり、大学卒業後に支部に移籍し、そして退会するまでを振り返りたいと思います。



◎卒業して支部へ

「ひたすら二河の道を行け」と教えられ、学年が上がるに連れて活動が忙しくなってきました。
それでも調子の良い時はよかったのですが、ひとたび肉体的・精神的につまずくと以前のように求めることはできなくなりました。

その時イヤだったことがあります。大学3年の時、体調を崩し精神的にも沈んでいた私に、当時担当だったA講師が「施しは 生きる力の 元と知れ」「慈悲まけば 衆苦の悩み 遁れさる」という会長の言葉を出して、キャンパスに立って声かけするように言ってきたことです。
当然沈んでいる中での声かけなので、聞く人もなく断られました。ますます気持ちは沈みました。
「先輩や同輩に比べて、自分は努力が足りないし忍耐力も劣っている。皆ならともかく、私のような者はとてもこの道進めないのではなかろうか?」
欲と怒りの中間、僅か四、五寸の白道を、煩悩と戦って進むような親鸞会の求道に行き詰まりを感じていました。
先輩が心配して色々してくれましたが、調子は戻らず活動に消極的になっていきました。
(既にこの時には無条件の救いとは思えなくなっていたことが分かります)

4年生になり、就活が一段落して、さてこれからどうしようか・・・。丁度その頃持病の治療に通院しており、ふと以下のように思いました。
「肉体の病気でも続けて治療する事で治っていく。まして三世を迷わせる苦悩の根元。一朝一夕で解決のできなくても当然だ。しかし、解決しなかったら後生は一大事だから、たとえ歩みは遅くても人生の目的果たす所まで進もう」
(既にこの時には只今の救いとはもう思えなくなっていたことが分かります)

そして新入生と共に聴聞して合宿に参加し、教学聖典を覚え直し、新潟や宮崎での顕正活動にも参加しました。


やがて卒業し、支部へ行くことになりました。
支部ではビデオ法話が中心であり、チラシ蒔きやアニメ勉強会で新しく来た人を顕正するといった活動も参加しました。
ただ仕事で忙しく、夜の法話もラスト10分だけとか、日曜のビデオ法話は眠気との格闘で終わったり、その後は直帰してぐったりと言ったような事が続きました。
それでも何とかと思って、富山の法話は欠かさず参詣し、講師試験も受け続けて大講師に認定もされました。


しかし、相変わらず人生の目的は果たせない。
私が果たせないのは、中々因果の道理に従って廃悪修善が出来難いし、顕正活動も周りに比べて消極的だし、仕方ない面はある。
だが、支部長始め次長、会計、副次長、一般会員、また年配の方々まで、自分よりずっと仏法の為にと頑張っている人もいるのに、誰も弥陀の本願まことと喜んでいる人がいない。
たまに本願喜ぶ方が新聞に掲載されるが、ご年配の方だったりものすごい苦労された方だったり。そういう人だからこそ救われたのであって、自分のような者は助からないのではという不安が増すばかり。

支部長や先輩に相談しましたが、「聴聞に極まる」など、大体予想がつきそうな答えしかありません。そうやって時間ばかりが過ぎ、車のメーターが徒に進むばかりでした。



◎退会へ

そして昨年平成21年、おかしいと思われる事が次々と起きました。

1つ目は、支部長の態度です。結婚を機に節約をしなければと、私が会費を1燈(月10000円)から親学徒(月3000円)に下げた時、担当のO支部長が血相変えてどうしてか聞いてきたのです。
(退会後、講師部は十講制度に縛られて、厳しい財施目標と顕正人数を達成しなければ講を下げられることを知りました)

2つ目は、やたらと「善をしなければ信仰は進みませんよ」と騒がれ出したことです。
アニメも教学講義も、19願の話ばかり。どうも話を聞く限り、私は19願の門前をうろうろするばかりで、ちっとも前に進んでいない気がする。こんなことで私は、人生終わるまでに助かるのだろうか?
よく、富山から帰る車中で、「例えば今日、自分が何かの間違いで交通事故を起こして死んでしまったら、一体いつ信仰が進み、いつ助かるんだろうか?」と考えていました。

3つ目は、支部会員のやる気のなさです。
去年の9月、車を支部の皆に貸してバスで富山から帰った時でした。バスにはぐったりと疲れ切った会員が沢山乗っていました。
その中で久々に参詣したという他大の同期と会い、私は彼と聴聞の復習をしていました。すると、まだ20時位だというのに私の声がうるさかったのか、「声を落として下さい」とバス係から注意を受けました。一般人も乗るバスと違い、聴聞バスに乗っているのに、なぜ復習をしていたら注意されるのか分かりませんでした。各自の事情はありましょうが、信心の沙汰もせずにいる人達が信じられませんでした。法話を聞いてイキイキするどころか、疲れ果てて負のオーラを放っている気がしました。

4つ目は、F館建設のビデオ上映です。
昨年10月の教学講義の時、会長は午前中の講義を5分早く切り上げ、休憩に入ってしまいました。そして何があるかと思えば、F館建設のビデオを見せられたのです。5分の説法より、F館の方が大事なのかと思いました。

5つ目は、熱心な先輩が突然姿を消したことです。これが私が退会した直接のきっかけです。
私が学生の頃から知っている先輩で、教学力、記憶力、話力、忍耐力、継続力、いずれも抜群で、誰よりも光に向かって進んでいるような人でした。他の人と違ってその先輩だけは絶対辞めないと思っていたので、同じく10月の教学講義の帰り、気になってメールをしたのです。
何通かやり取りした後、その先輩が退会したことを知りました。
なぜ辞めたのか聞くと、

私の白道
親鸞会教義の誤り
さよなら親鸞会

を読んでみてと言われ、読んでみると驚愕の連続でした。抱いていた疑問が一本の線につながりました。
それまで月3回欠かさず参詣していたのが、一気に退会へ傾き、教義の真偽検証が始まったのです。

それから教義の誤りを指摘したブログ内容を次々紹介され、根拠を挙げての解説に「これも間違いか」と失望の連続でした。
私は教学をある程度やっていましたが、見たこともない根拠を前に理解するのが大変でした。
参考までに、検証したブログを紹介します。

苦笑の独り言
清森問答
用管窺天記
21世紀の浄土真宗を考える会
安心問答
浄土真宗親鸞会を考える 新・ハトの会
高森先生の親鸞会教学を検証する
T社法論

これらを検証し、親鸞会教義は噴飯物であることがハッキリしました。
そして、法論のやり方は相手をバカにしているとしか思えませんでした。

これ以上高森会長から聞いていても助からないと確信し、10月末には本尊を返却しました。
その間、K学友部長やY支部長、O支部長と話をしましたが、とても納得のいく話は聞けませんでした。
親鸞会教義が絶対と信じ、上下関係が頭にある人なら丸め込まれてしまったかも知れません。しかし、異端児の私には学友部長の権威も支部長の地位も関係ありませんでした。


それからも様々な出来事がありましたが、昨年末、ついに私一人を救う本願に遇わせて頂きました。
こんなに早く救われるとはと思いましたが、阿弥陀仏は只今救うと仰せでした。
その只今救う仰せを計らって受け入れず、長い間お手を煩わせていたのですから、かたじけない思いで一杯になります。



◎親鸞会に疑問を持ったり、これから続けようか悩んだりして当ブログに来られた方へ

よくお越しになりました。皆さんには、是非とも教えの真偽を客観的に検証して頂きたいと思います。
偽装勧誘を是とするような団体は、普通に考えてとても真実を説いているとは言えないでしょう。
しかし、「このまま死んだら必堕無間だから」と呪縛に苦しんでいたり、「人生苦悩の有様は確かにそうだから」と話の導入部分を納得して続けている方は、組織面のおかしさだけでは誤りに気づかないかも知れません。
そこで、先程紹介したブログなり、当ブログに書かれていることを、お聖教と照らし合わせてご自分の目で確かめて頂きたいのです。
事実をありのままに「正見」することが大事です。質問があれば管理人さんに尋ねてみたらよろしいでしょう。親鸞会と違って、満足いく回答が得られることと思います。
勿論私に質問下さっても構いません。私へは、匿名でも秘密コメントでも構いませんので、記事にコメントして下さい。

一番不安なのは、「親鸞会を離れて救われるのだろうか?」ということだと思いますが、大丈夫です。
阿弥陀仏の「必ず救う」仰せは、南無阿弥陀仏となって今、ここにいる私に届けられていますから、いつどこにいてもその仰せを計らいなく聞けば救われるのです。善は関係ありません。今、私のいる「ここ」が常に聞法道場です。
明日、明後日にも無常が迫っているかも知れません。明日の命を誰か保証してくれますか?

早く珍しい教えを説く知識の元から離れて、真実信心に基づいて頂きたい思い一杯ですが、まずは教えの真偽を検証してみて下さい。もう既に親鸞会教義は誤りと判っている方はいいのですが、曖昧な方は親鸞会教義から脱するのに必要なプロセスと思われますので、ご忠告差し上げます。
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平成20年頃は、支部制度になった当初と比べて、会費の総額が多い支部では半分程度に減っていたそうです。
支部長から、景気が悪くなったからだ等々色々理由を上げられて、会員歴が長いのに親会員の人には1等に勧めるようにしましょう、と連絡がありました。
親鸞会は20年頃から本格的に会員に愛想をつかされ始めたんでしょうね。
それが表面化したきっかけがやはり、私の白道でしょう。
さよなら親鸞会にも特専部や親友部員の退会理由が投稿されていますが、私の白道の文章は、絶対に捏造ではない心が感じられました。
正に、あれが親鸞会衰退のキーポイントだったでしょう。
今の親鸞会は、いうなれば汚い爆弾が弾けとんで汚染された跡、残りカスみたいなもので、後はどこまで浄化・無力化出来るかでしょうね。

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>名無し様

そうでしたか。
それほど危うい状況なら、あの時支部長がなぜあんなに慌てていたのか、より明らかになりました。

「私の白道」はぜひ会員の皆さんに読んでもらいたい内容です。あれで私も目が覚めました。
ネットの情報は見るなと指導されてはいますが、相変わらず救いが示されない現実に会員は遅かれ早かれ気がつくでしょう。
それまでに失うものが最小限に食い止められるよう、微力ながら働きかけていきたいです。
プロフィール

淳心房&しゃあ

Author:淳心房&しゃあ
(淳心房)
平成21年10月に親鸞会を退会し、「親鸞聖人の正しい教えを真偽検証する」ということで、専らコメンテーターとしてやってきました(^^)v
しかし、ようやく自分の中での真偽検証は終了したので、名前も改め、淳心房と名乗ります♪
ただし「真偽検証」は今まで馴れ親しんだ名前ですし、親鸞会教義が親鸞聖人の正しい教えなのかどうなのか、一人一人が真偽を検証して頂きたいと思い、ブログのタイトルとして残しました。
一人でも見て下さる方があれば幸いです☆


(しゃあ)
平成21年8月に親鸞会を退会しました。淳心房さんと共同でブログを書いています。何かありましたらメール下さい~
singikensho@yahoo.co.jp
(スパム防止のため@を大文字にしてあります。メール送信時は小文字に変えて下さい。)

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