親鸞会が「邪説」に対して反論するときの特徴

『浄土真宗親鸞会 奥越親鸞学徒の集い』に「七大経⑩-19(観無量寿経 善の勧めはないの邪説に反論①)」という記事がありました。

以下、本文を引用します。


最近、親鸞聖人の教えに善の勧めはないと
主張する輩がいることを御存じだろうか。

その根拠をしているのが、
観無量寿経の韋提希夫人の獲信である。

以下が邪説の要点である。

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(邪説の主張)
<定善・散善について>

●そもそも韋提希夫人に定善、散善は勧められていない。
 韋提希夫人は、未来の人が浄土をみるにはどうしたらよいかと
 お釈迦様にたずねたときに、定善散善をすすめられた。

●また「韋提希夫人は定善をやった」
 あるいは「韋提希夫人は定善をやろうとした」
 と思っている人がいるが、
 韋提希夫人は定善をやってもいないし、
 やろうともしていない。

●「私はお釈迦様のおかげで浄土を見ることができましが、
 未来の衆生はどうすれば見ることができるのでしょうか」
 という韋提希夫人が質問しているから、
 既に浄土を見た韋提希夫人にとって、定善をする必要はない。

●そもそも、韋提希夫人には定善はできない。
 世の中にはやってみなけらば分からないことと、
 やらなくても分かることがある。
 定善がどういうものか聞けば、できないことは分かる。

●説かれていることと、韋提希夫人が実際に実行したこととは違う。
 実際にお経のどこをよんでも、韋提希夫人が実行したとは書かれていない。

●観無量寿経を、善導大師以前の仏教学者は、
 「まず定善散善の実行せよと説かれた。
 どうしてもそういう善ができない下々品のものに念仏を勧められたのだ」と解釈し
た。
 それに対して、善導大師は、定善散善十六観と、念仏が勧められているのが
 観無量寿経であり、念仏(南無阿弥陀仏)一つを勧められた仏意からすれば、
 定善散善は捨てものであると言われている。
 最終的には、定散二善を捨てて、念仏に入れと
 勧められたのがお釈迦様であると、
 善導大師、法然上人は教えられた。

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(邪説の矛盾を指摘)

上記のことが本当だろうかと
観無量寿経を何度も読み返したが、
読めば読むほど、
彼らの主張が如何に大きな誤りがあることを、
知らされるばかりであった。

そこで観無量寿経の原文と現代語訳で
この誤りを一つ一つ顕正してみよう。




上記のブログで「邪説」として挙げられている内容は、「21世紀の浄土真宗を考える会」のブログの
観無量寿経のこころ その2 散善
観無量寿経のこころ その1 定善
観無量寿経 覚書 その7
などから引用してきたものと思われます。

しかし、上記の『浄土真宗親鸞会 奥越親鸞学徒の集い』では、そのような「邪説」がどこであったものなのかが明かされていません。
また、「親鸞聖人の教えに善の勧めはないと主張する輩がいる」と書いていますが、「21世紀の浄土真宗を考える会」のブログのどこを読んでもそんな主張はありません。

高森会長の書いた『本願寺なぜ答えぬ』もそうですが、親鸞会が「邪説」に対して反論するときの特徴は、
(1)相手の主張をねじ曲げる
(2)その「邪説」の出所そのものには触れさせない

の2点だと思います。

こんな団体が「真実を伝える団体」とはお笑いです。

さて、『浄土真宗親鸞会 奥越親鸞学徒の集い』では、反論が更新されています。「観無量寿経の原文と現代語訳でこの誤りを一つ一つ顕正してみよう。」とあったので、更新を興味深く待っていたのですが、内容をみると現代語訳が『なぜ生きる』のコピーばかりで吹いてしまいました。
とても『観無量寿経』の原文を拝読したとは思えません。このブログの読者の皆様も興味があるかたは、どんな反論がなされているのか一度読んでみたらよいと思います。
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No title

「はいはい、わかったからこれ以上善導大師の御心を踏みにじるのは止めてください。そして自力の菩提心、自力の三心を発して一生涯の間、定散二善を如実に実行してください。臨終正念にして、来迎を感得できるといいですね。それにしても500年は長いですが、まぁ根気強く辛抱してください」と言いたいですね。

まともに観経を読めば、定散二善は「やってごらん」ではなく「やれるもんならやってみろ」という位のレベルの高い行だとわかるはずなんですけどねぇ。

>Rudel様

定散二善を如実に行じていないことが、会員は分かっていないようですね。
一体何の為に善導大師、法然聖人が解釈をされているのか、親鸞聖人が善知識方の釈を用いているのか、会員の皆さんには高森フィルターを外して直接触れて頂きたいです。

No title

あらまぁ、気付きませんでしたね。
○倉さんもこれだけハッキリと他人の言っていることを「邪説」と言うのならば、コメントを承認制にするのではなくて、自由に受け付けるようにした方がいいですね。
あるいは、私のブログにリンクを貼って、トラックバックでもしてもらえばよかったですね。

>あほうどり様

私も教えられた口です。
全く仰る通りで、陰でこそこそと的外れな反論をして自慰的行為に走るのが「正統な親鸞学徒」のようですね。
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淳心房&しゃあ

Author:淳心房&しゃあ
(淳心房)
平成21年10月に親鸞会を退会し、「親鸞聖人の正しい教えを真偽検証する」ということで、専らコメンテーターとしてやってきました(^^)v
しかし、ようやく自分の中での真偽検証は終了したので、名前も改め、淳心房と名乗ります♪
ただし「真偽検証」は今まで馴れ親しんだ名前ですし、親鸞会教義が親鸞聖人の正しい教えなのかどうなのか、一人一人が真偽を検証して頂きたいと思い、ブログのタイトルとして残しました。
一人でも見て下さる方があれば幸いです☆


(しゃあ)
平成21年8月に親鸞会を退会しました。淳心房さんと共同でブログを書いています。何かありましたらメール下さい~
singikensho@yahoo.co.jp
(スパム防止のため@を大文字にしてあります。メール送信時は小文字に変えて下さい。)

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