総序の文意(3)ー知恩報徳の営み

『聖典セミナー教行信証[教行の巻]』(梯 實圓師)より引用


  知恩報徳の営み

 『教行証文類』六巻は、以上に述べたような組織になっているわけですが、ここで親鸞聖人がこの書を著された動機をうかがってみたいと思います。第一は、この書にかぎらず、親鸞聖人が聖教を著されるときには、何よりもまず釈迦・弥陀二尊のご恩を知り、その徳に報いるという思いが根元にありました。
信心を獲るということは、仏恩を信知するということであり、そのご恩の深重なることを感謝する心を恵まれることでもあったのです。それゆえ「信文類」において信心の利益として十種をあげられるなかに、「知恩報徳の益」をいわれたのです。また『教行証文類』で顕された法義の全体を六十行百二十句の「正信念仏偈」として、まとめて讃詠されるときにも、「知恩報徳のために」といい、「仏恩の深重なるを信知して、『正信念仏偈』を作りていはく」(『註釈版聖典』二〇二頁)といわれています。

 また「方便化身土文類」には、有名な三願転入を述べたあとに、

ここに久しく願海に入りて、深く仏恩を知れり。至徳を報謝せんがために、真宗の簡要を庶(手遍)うて、恒常に不可思議の徳海を称念す。」(『註釈版聖典』四一三頁)

といわれています。これもまた知恩報徳のためにこの書を制作されたことを語る言葉といえましょう。


(p.44~p.45)



親鸞聖人という方は、これほどまでに阿弥陀仏、釈尊、そして教えを相承された高僧知識方のご恩を感謝し、報謝された方なのですね☆
そのおかげでこの淳心房も本願を信じ念仏する身にさせて頂きました。忘れっぱなしなご恩を、教えに触れることで知らされ、有縁の方と共に本願を仰いでいきたいと思います。

南無阿弥陀仏
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淳心房&しゃあ

Author:淳心房&しゃあ
(淳心房)
平成21年10月に親鸞会を退会し、「親鸞聖人の正しい教えを真偽検証する」ということで、専らコメンテーターとしてやってきました(^^)v
しかし、ようやく自分の中での真偽検証は終了したので、名前も改め、淳心房と名乗ります♪
ただし「真偽検証」は今まで馴れ親しんだ名前ですし、親鸞会教義が親鸞聖人の正しい教えなのかどうなのか、一人一人が真偽を検証して頂きたいと思い、ブログのタイトルとして残しました。
一人でも見て下さる方があれば幸いです☆


(しゃあ)
平成21年8月に親鸞会を退会しました。淳心房さんと共同でブログを書いています。何かありましたらメール下さい~
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(スパム防止のため@を大文字にしてあります。メール送信時は小文字に変えて下さい。)

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