『真宗の信心』(加茂仰順師)より(2)

元S会会員さんより加茂仰順師のお言葉を教えて頂き、昨日は前半部分を紹介させて頂きました(^^)v


今回は、加茂仰順師『真宗の信心』(探究社)のp.70~p.73より引用の内、後半部分です。




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平生の今、南無阿弥陀仏の本願の、私を助けて下さることを聞き得させてもらうことは、まことに宿善の厚い者です。

親様、御苦労をおかけいたしました、すみませんでした、と言うほかはありません。

そこをとりちがえて、お助けとは元気なうちに信心をいただいておくと、死ぬるとそこに阿弥陀様がお待ち下されて、そこで弘誓の船に乗せてもらうて、それからぽつぽつとお浄土へ送りとどけて下さることを信じるのを信心のように思うていたら大きな間違いです。

真宗のお助けはつづめていえば、お浄土に参らせて頂いて仏果を得させてもらうのではありますが、それはただ当てになるやらどうやら分からんものをいまここであてにして空しい望みをかけて喜んでいるのではありません。

いまここで、死んで仏になること、お浄土へ参ることを決めてもらうお助けです。

信心決定の行者にさせて頂くところに、はっきりと仏因をたまわり、息の切れたときが直ちに浄土に参り、弥陀同体の仏にならせていただくのです。

ここのところがよく領解されてないと、ながい間聴聞はさせてもらったが、今夜でも無常が来たならばと、後生に大事をかけるとどうしても、浄土に参れそうにない。

後生となったらつかまえどころがない。ここ一つにながい間苦しんでいるが、どうしたら往生に安堵が出来るのであろうかと、思案をすることになります。

それでどこまでも平生業成の南無阿弥陀仏のお助けを明らかに聞かねばなりません。それはほかのことではありません。親様の仰せを仰せのままに聞かせてもらって、御親切がありのままにうけとられて、かかるあさましきものを親様なればこそとお受けができた、これが信心です。

この信心が定まるなり、摂取の光明のうちにおさめとりたまいて、生きている間はいつもつきそい、まもりづめにまもって下され、死なばお浄土へ参らせて下さるのであります。
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淳心房&しゃあ

Author:淳心房&しゃあ
(淳心房)
平成21年10月に親鸞会を退会し、「親鸞聖人の正しい教えを真偽検証する」ということで、専らコメンテーターとしてやってきました(^^)v
しかし、ようやく自分の中での真偽検証は終了したので、名前も改め、淳心房と名乗ります♪
ただし「真偽検証」は今まで馴れ親しんだ名前ですし、親鸞会教義が親鸞聖人の正しい教えなのかどうなのか、一人一人が真偽を検証して頂きたいと思い、ブログのタイトルとして残しました。
一人でも見て下さる方があれば幸いです☆


(しゃあ)
平成21年8月に親鸞会を退会しました。淳心房さんと共同でブログを書いています。何かありましたらメール下さい~
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(スパム防止のため@を大文字にしてあります。メール送信時は小文字に変えて下さい。)

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