私が生まれてきた意味ってあるのかなぁ?(ドラマのセリフより)

最近、土曜の夜9時から『美丘ー君がいた日々ー』を見ています。

脳の萎縮が進み、もう数ヶ月で周囲の人も自分自身さえも忘れてしまい、そして死んでいくという不治の病にかかった主人公の女子大生・峰岸美丘は、主治医に向かってこう言っていました。(記憶なので正確ではないと思いますが・・・)

「私が生まれてきた意味ってあるのかなぁ? 両親も、大事な人も、友人も、みんなを悲しませて・・・恩返しもできないまま死んでいくんだよ」

主治医は、

「あるよ。君が生まれてきた意味は、必ずある」

と答えていましたが、こんな深刻な局面に立たされた少女に何と言うべきか、考えてしまいます。
あるいは、自分自身があと数ヶ月の命と宣告されたらどうだろうと思ったりもします。そう思う方はありませんか?


浄土真宗は、生と死は全く別のものであり、死は死であるとしか思えない凡夫(こういう凡夫の智恵を分別智という)に、仏の無分別智をもって死とは浄土に生まれることであり、生とは浄土への旅であるという意味に転換する教えです。
私は生きてある限り愛憎の煩悩に迷い、様々な悲劇を繰り返す悲しい存在ですが、阿弥陀仏はその私を目当てに「必ず浄土に迎え摂って救う」という本願を発されました。その本願を仰せのままに聞き受けたのが、本願に救われたのです。
あとは、「ひたすら浄土を目指して生きよ」の仰せに従って生き、娑婆の縁尽きたら浄土に参って究極のさとりを完成し(往相)、浄土にいながらにして衆生を救済する(還相)という往還二種を回向される、という教えです。

必ず避けて通れない死の問題、その死に際しての絶望の中にこのような意味を見出だし、只今摂め取って決してお捨てにならない本願を説かれた親鸞聖人の教えは、現に私の中に生きています。私の生まれてきた意味は、この本願に遇うことにありました。

「私が生まれてきた意味ってあるのかなぁ?」
「何のために生きていかねばならないんだろう?」
「私の人生って、何だったのかな?」
このような疑問を抱えて真剣に悩んでいる人は、是非一度親鸞聖人の教えを聞いて頂きたいと思います。



しかし注意して頂きたいことがあります。
「なぜ生きる」「人生の目的」の答えが親鸞聖人の教えにあると言い、その人生の目的達成のために献金と勧誘をせよと会員に教えて全国で活動している、『浄土真宗親鸞会』という団体があります。
「一切衆生必堕無間(全ての人は死ねば必ず無間地獄に堕ちる)」と経典やお聖教に根拠のない珍説を唱え、これを後生の一大事だと言い、解決するには阿弥陀仏の本願によるしかないと言いながらも、救いに遇うには善をしなければならないと教えられます。
会で推奨される善とは、主に親鸞会の教えの布教と、親鸞会に献金する事(日常生活の善いことも勧められますが、メインはこの2つ)です。
勿論、こんな露骨なことは言いませんし、会員は優しく近づいてきます。『真宗聖典』から根拠を引いてそれらしく説いてくるので、素人は本物なのか区別がつきづらいと思います。
そして気付いた頃には親鸞会教義に染まり、高森会長の話以外は受け付けず、画一的な思考の持ち主となってしまいます。

これまでにこうした浄土真宗、親鸞聖人の名を語り、人生の不可解さに付け込んで宗教ビジネスに利用している団体に多くの社会人、学生が騙されてきました。彼らの教えは浄土に往生する真実の教えではなく、高森会長が描く理想郷実現のための教えと言ってよいでしょう。そんなもののために、人生を無駄にしないで頂きたいと、今まで騙されてきた者として申します。

阿弥陀仏に救われるために善をせよという教えは浄土真宗の教義から逸脱しています。ですからそれを信じて実行している会員の中、救われている人は皆無といっても過言ではありません。実際、私が所属していた学友部、支部では救われている人はありませんでした。論も間違い、証拠もない、本願の救いを求めている人には無用の所です。

何十年と聞いて親鸞会に尽くしている会員が救われていないのですから、あまり活動に熱心でない会員は勿論、ましてあと数ヶ月の命という人、今日や明日にも死が迫っている人は到底間に合うはずもありません。今救われる教えが、永遠に救われない、救いを求めて活動させられるだけの教えになっていますから、どうぞ気を付けて下さい。
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淳心房&しゃあ

Author:淳心房&しゃあ
(淳心房)
平成21年10月に親鸞会を退会し、「親鸞聖人の正しい教えを真偽検証する」ということで、専らコメンテーターとしてやってきました(^^)v
しかし、ようやく自分の中での真偽検証は終了したので、名前も改め、淳心房と名乗ります♪
ただし「真偽検証」は今まで馴れ親しんだ名前ですし、親鸞会教義が親鸞聖人の正しい教えなのかどうなのか、一人一人が真偽を検証して頂きたいと思い、ブログのタイトルとして残しました。
一人でも見て下さる方があれば幸いです☆


(しゃあ)
平成21年8月に親鸞会を退会しました。淳心房さんと共同でブログを書いています。何かありましたらメール下さい~
singikensho@yahoo.co.jp
(スパム防止のため@を大文字にしてあります。メール送信時は小文字に変えて下さい。)

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