【ツッコミ】極重悪人と三願転入(2)ー因果の道理について

夢幻界裡の覚醒 極重悪人と三願転入

について、今回もツッコミを入れます。



そもそも、浄土門は、内道。
誰も否定できないであろう。
されば内道を信じないまま、浄土門は信じられない。

内道を信じるとは、因果の道理を信じること。
因果の道理を信じないままで、
阿弥陀仏の浄土往生を願うことは出来ないということだ。
弥陀の浄土を願わせようとされた釈迦の教えが
常に因果の道理を説き、善を勧められているのも当然。
弥陀が必要と思われて、勧めておられることだからである。



これについて、三点ほど書きたいと思います。
まず第一に、親鸞会流因果の道理は間違っていることが随所に指摘されています。これについては、

【考察】親鸞会の「善の勧めの実践」と「自因自果」

のリンク先をご覧下さい。

第二に、因果の道理をうるさく説いているはずの親鸞会、また会長が、まともに廃悪修善をしているとは思えないことをしています。

・「親鸞会教義の誤り」への反論を依頼した特専部員を除名する。
・反論もしないのに、「これが親鸞聖人の正しい教えだ」と主張し、間違った教えを弘め続ける。「誤りを犯さないことを誇りとするよりも 誤りを直ちに改めることを誇りとしよう」ではなかったのか。
・大沼氏や伊藤氏からの盗作しておきながら、あたかも自分が書いたものであるかのように振る舞う。
・意図的な断章をした御文を教学聖典に用い、会員に親鸞会ドグマを浸透させる。
・根拠が存在しなかったり、根拠が間違った御文を教学聖典に掲載し続ける。
・法論すれば相手の主張を歪曲し、相手があきれて論戦放棄すると、勝手に勝利宣言。
・深夜に親鸞会が貸与した正御本尊を取り返そうと、会員が押し掛ける。
・F館は6階部分に会長御殿がありながら、会員には嘘をついて5階建てと案内。
・大学では正体を隠した偽装勧誘を繰り返し、職員及び学生に迷惑をかけている。


ありすぎて書き切れませんが、こんなことをしている団体が、自分たちの事を内道だと思っているところがおめでたいです。

そして第三に、善悪因果の道理にとらわれて本願の救いを計らっているままでは、明らかに仏智を信じて浄土往生することは出来ないということです。

もし衆生ありて、疑惑の心をもつてもろもろの功徳を修してかの国に生れんと願はん。仏智・不思議智・不可称智・大乗広智・無等無倫最上勝智を了らずして、この諸智において疑惑して信ぜず。しかるになほ罪福を信じ善本を修習して、その国に生れんと願ふ。このもろもろの衆生、かの宮殿に生れて寿五百歳、つねに仏を見たてまつらず、経法を聞かず、菩薩・声聞の聖衆を見たてまつらず。このゆゑに、かの国土においてこれを胎生といふ。(大無量寿経)

【現代語訳】
「さまざまな功徳を積んでその国に生れたいと願いながら疑いの心を持っているものがいて、無量寿仏の五種の智慧を知らず、この智慧を疑って信じない。それでいて悪の報いを恐れ、善の果報を望んで善い行いをし、功徳を積んでその国に生れたいと願うのであれば、これらのものはその国に生れても宮殿の中にとどまり、五百年の間まったく仏を見たてまつることができず、教えを聞くことができず、菩薩や声聞たちを見ることもできない。そのため、無量寿仏の国土ではこれをたとえて胎生というのである。

不了仏智のしるしには 如来の諸智を疑惑して
 罪福信じ善本を たのめば辺地にとまるなり
(訳)
仏の智慧を明らかにさとらない証拠として、如来のいろいろな智慧を疑い、
善悪の因果のみを信じ、自力念仏の功徳を頼みにするので、浄土の片隅の方便化土に止まるのです。


罪福信ずる行者は 仏智の不思議をうたがひて
 疑城胎宮にとどまれば 三宝にはなれたてまつる
(訳)
善悪の因果を信じる行者は、仏の智慧の言葉に尽くせないほど不思議の本願を疑って
疑城胎宮に止まるので、真実報土の仏・法・僧から離れてしまうのです。


自力諸善のひとはみな 仏智の不思議をうたがへば
 自業自得の道理にて 七宝の獄にぞいりにける
(訳)
自分の力で善行を積み浄土往生を願う人はみんな、言葉に尽くせない仏智の本願を疑うので、
善悪因果の道理に従って自分が作った原因を身に受けて、七宝で飾られた疑城胎宮に止められるのです。


如来の諸智を疑惑して 信ぜずながらなほもまた
 罪福ふかく信ぜしめ 善本修習すぐれたり
(訳)
如来のいろいろな智慧を疑って、他力の念仏を信じることができないまま、
やはり善悪因果の道理のみを信じ、自力念仏がすぐれていると励んでいる者がいるのです。


罪福ふかく信じつつ 善本修習するひとは
 疑心の善人なるゆゑに 方便化土にとまるなり
(訳)
善悪因果の道理を深く信じて、自力念仏に励んでいる人は、
本願を疑う善人なので、真実の浄土ではなく、方便化土に止まるのです。


仏智の不思議を疑惑して 罪福信じ善本を
 修して浄土をねがふをば 胎生といふとときたまふ
(訳)
釈尊は、「仏智不思議の本願を疑って、善悪因果の道理を信じて、自力の称名によって
浄土に生まれたいと願う者を、胎生の者というのだ」とお説きなさったのです。


このように、善悪因果の道理を深く信じる行者は、本願を疑うために浄土へ生まれられず、方便化土に止まると教えられています。
ここで注意しておきたいのですが、これは「善をするな」「悪はし放題やってよい」ということではありません。勿論、倫理・道徳的な善悪を心得て、悪を慎み善に向かう姿勢は大事です。しかし、それは浄土往生とは無関係と心得るべきです。
因果の道理を強調し、廃悪修善の実践の先に救いがあるかのように説くことは、聞く者の浄土往生を妨げ、方便化土に止めることになるでしょう。ですから親鸞聖人、蓮如上人の書かれたものには因果の道理についての記述がほとんどないのも頷けます。


☆まとめです☆

・親鸞会流因果の道理は、本来仏教で説かれる因果の道理とは異なっている
・因果の道理を説いている者、また団体が、まともに廃悪修善を実践しているとは言い難い
・廃悪修善の実践の先に救いがあるかのように説くことは、聞く者の報土往生を妨げることになる


因果の道理を説き、内道を自称するからには、相応の行が伴わなくてはなりません。そうでないなら、因果の道理は説くべきではないでしょう。釈尊はそういう外道の者を導くために聖道門を説かれたのですから、聖道門からスタートした方がよいかも知れません。聖道門はれっきとした方便の教説です。(つづく)
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淳心房&しゃあ

Author:淳心房&しゃあ
(淳心房)
平成21年10月に親鸞会を退会し、「親鸞聖人の正しい教えを真偽検証する」ということで、専らコメンテーターとしてやってきました(^^)v
しかし、ようやく自分の中での真偽検証は終了したので、名前も改め、淳心房と名乗ります♪
ただし「真偽検証」は今まで馴れ親しんだ名前ですし、親鸞会教義が親鸞聖人の正しい教えなのかどうなのか、一人一人が真偽を検証して頂きたいと思い、ブログのタイトルとして残しました。
一人でも見て下さる方があれば幸いです☆


(しゃあ)
平成21年8月に親鸞会を退会しました。淳心房さんと共同でブログを書いています。何かありましたらメール下さい~
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(スパム防止のため@を大文字にしてあります。メール送信時は小文字に変えて下さい。)

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