【ツッコミ】極重悪人と三願転入2ー珍釈がお好きな自称本願寺の僧侶

今回は、極重悪人と三願転入2について、ツッコミを入れていきます。



飛●氏は、
 
>「定散の諸機」=「定善・散善ができる人」

と言う。そして

>「定散の諸機」に入らない「極重悪人」に対して、
>親鸞聖人が19願を勧められることなどあり得ないことです。

と述べている。

「定散諸機と極重悪人とは別人」と考えていることが分かる。



それに対して、宗祖は、

 『観経』の定散の諸機は、極重悪人、
  ただ弥陀を称せよと勧励したまへるなり。

と仰せである。

「定散の諸機、その人が、極重の悪人である」

とおっしゃっている。

「定散の諸機と極重の悪人とが別人」

という飛●氏が間違いであることは、これにて証明済みである。


そして飛●氏が言うように、
 
「定散の諸機」=「定善・散善ができる人」
 
が正しいならば、宗祖のお言葉は、
 
「定善・散善ができる人」=「極重悪人」
 
ということになり、飛●氏の誤りは歴然としている。



何が証明済みで誤りは歴然としているのでしょうか? 独自の理論とは、自称本願寺の僧侶のようなことを言うのでしょう。親鸞聖人は「定散の諸機、その人が、極重の悪人である」などとは、教えておられません。この僧侶の珍釈です。

さて、釈尊は『観経』の十悪、五逆の罪人である下三品には、諸善ではなく念仏を勧められています。源信僧都は釈尊のこころを読み取り、

『観経』に、極重の悪人は、他の方便なし。ただ仏を称念して、極楽に生ずることを得。(往生要集)

と仰いました。「極重の悪人」とありますので、下三品の中でも下下品の機のことです。仏は極めて罪の重い悪人に対しては、定散二善を勧められず、ただ(本願を信じ)念仏して極楽に生まれよと説かれるのです。

ところが親鸞聖人は、この源信僧都のお言葉を受けて、

『観経』の定散の諸機は、極重悪人、ただ弥陀を称せよと勧励したまへるなり。(化身土文類)

と仰り、19願の対機である「定散の諸機」に対しても「ただ弥陀を称せよ」とお勧めになっています。
なぜでしょうか?

これについては既に、『飛雲』定散の諸機は、極重悪人、ただ弥陀を称せよと勧励したまへるなりに取り上げられているので、引用します。

19願の対機である「定散の諸機」も「極重悪人」と親鸞聖人は見られたのです。
要門釈の最初に

しかるに濁世の群萌、穢悪の含識、いまし九十五種の邪道を出でて、半満・権実の法門に入るといへども、真なるものははなはだもつて難く、実なるものははなはだもつて希なり。偽なるものははなはだもつて多く、虚なるものははなはだもつて滋し。ここをもつて釈迦牟尼仏、福徳蔵を顕説して群生海を誘引し、阿弥陀如来、本誓願を発してあまねく諸有海を化したまふ。

と、親鸞聖人は19願を聖道門の人を誘引するための願と仰っていますが、聖道門から19願に入った「定散の諸機」に対してさえも、19願の方便を勧められず、「極重悪人、ただ弥陀を称せよと勧励したまへるなり」なのです。
「定散の諸機」も「極重悪人」であるから、18願他力念仏だけを勧められているのです。
更にこの後に「濁世の道俗、よくみづからおのれが能を思量せよとなり」と結んでおられます。

山邊習学・赤沼智善著『教行信証講義』には、このところを、

「極重悪人無他方便」の文は念仏証拠門十文の中、第四文である。この文は、『要集』では『観経』下々品の意を述べたるものとなつてゐて定散の諸機に冠らすべきものではないのであるが、我が聖人がこの文を引用して『観経』定散の諸機は極重の悪人、他の方便なければ唯弥陀を称名せねばならぬと見給ふたので、茲にも聖人の醇乎たる宗教的態度を見ることが出来る。即ち聖人から見れば、下々品の念仏はすべて定散の諸機に蒙らしむべきもので、定散の機類は一応善機と云はれるけれども、徹底的にいへばすべて極重の悪人であるといふのである。我が聖人はいつも、ものの表面を見ないで、真を徹見し給ふのである。定散の機といふは表相である、仮相である。真なる相は、本願正所被の極重悪人なのである。

と解説されています。

つまり、一応善機といえる「定散の諸機」も「極重悪人」と親鸞聖人は見られ、そのような19願の対機である「定散の諸機」に対しても「ただ弥陀を称せよ」とお勧めになられているのです。

ましてや、もともと定散二善によって往生しようとしていない、すでに18願の救いを求めている人に定散二善が勧められているはずはないのです。



『観経』の定散の諸機は、極重悪人

という宗祖のお言葉で明らかなように、
 
『観経』に説かれている「定散の諸機」は、
本当は「極重の悪人」なのである。
 
「極重の悪人」であっても、
「定散の諸機」は19願の相手となる。

すなわち、「定散諸機」は、
本当は、「極重の悪人」であり、
善などで助かる器ではなく、
ただ佛を称する他力以外に救われる道はない。
にもかかわらず、そう見抜いておられる弥陀の本心を疑い、
そんな極重の悪人とは思えない「疑心の善人」だから、
19願の御方便が必要なのである。


と書いていますが、「疑心の善人」という言葉の使い方がおかしなことは、【ツッコミ】極重悪人と三願転入(3)ー根拠も解釈も偽物が好きな自称本願寺の僧侶で、すでに述べました。



親鸞会は、
下々品の機である「極重悪人」を
「定散の諸機」に昇格しているのではなく、
「定散の諸機」は、
いまだ下々品の機「極重悪人」とは思えない人
と主張しているのである。



親鸞会ではどうしても「全ての人は微塵の善もできない極悪人」としたいようです。

「嘘も百回言えば真実になる」と信じ切っている親鸞会でも言われているように、その理論だと初歓喜地まで悟った龍樹菩薩も「極重悪人」ということになりますから呆れます。



「三願転入は、すべての人を導かれる弥陀のお計らい。」

これまで、多くの先達が、このように説いてこられた事実は、

数多くの文献に明らかである。



三願転入のとらえ方については各種様々ですが、親鸞会のように十八願の救いに遇うために十九願・二十願の行を実践せよと説いている者はどうでしょうか? 
数多くの文献があるなら、十や二十紹介してもらいましょうか、自称本願寺の僧侶さん。

また、三願転入を計らうなではなく、十八願を計らうなと教えられたのが親鸞聖人であることは、すでに、
『元会員からみた浄土真宗親鸞会』
「三願転入を計らうな」なのか?、「18願を計らうな」なのか?
(補足)「三願転入を計らうな」なのか?、「18願を計らうな」なのか?
で指摘済みです。



妄想は自由ではあるが、宗祖の御教えを違えて教える罪
は大きい。

間違いなく、無間業である。



そっくりそのままお返しします。

以上で、今回のツッコミは終わります。
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No title

以下のように批判されていますが、何か反論ありますか?


http://ikiruimiwositte.blog83.fc2.com/blog-entry-20.html

【ツッコミ】極重悪人と三願転入2ー珍釈がお好きな自称本願寺の僧侶 には
http://shingikensho.blog12.fc2.com/blog-entry-263.html

「『観経』の定散の諸機は、極重悪人、ただ弥陀を称せよと勧励したまへるなり。」
という化土巻の御文について書いてある。

>親鸞聖人は「定散の諸機、その人が、極重の悪人である」などとは、教えておられません。この僧侶の珍釈です。
>これについては既に、『飛雲』「定散の諸機は、極重悪人、ただ弥陀を称せよと勧励したまへるなり」に取り上げられているので、引用します。

そこで「飛雲」を見てみると,以下のような書き込みがある。

>19願の「十方衆生」には、悪人は含まれていません。
>19願の対機である「定散の諸機」も「極重悪人」と親鸞聖人は見られたのです。
>「定散の諸機」に入らない「極重悪人」に対して

ある程度の真宗教学を知っている人なら、受け入れられる内容ではない。

まず     >19願の「十方衆生」には、悪人は含まれていません。
この大ウソ。愚禿鈔を拝読したことがないのだろうか。
善導大師の名釈を知らないのか。

『疏』に「一切衆生の機に二種あり、一には定、二には散なり」といへり。 (愚禿鈔)

「定散諸機」とは「 一切衆生」なのだから、善人悪人がある。
それを存覚上人は以下のように仰っている。

「散機のなかに二種の品あり。ひとつには善人、ふたつには悪人なり。」(浄土真要鈔)

>名無し様

特にありません。

http://hiun.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/post-cc46.html
愚かで哀れな講師部員

に、あのブログのおかしな点が書いてありますから、よく読まれたらよいと思います。
プロフィール

淳心房&しゃあ

Author:淳心房&しゃあ
(淳心房)
平成21年10月に親鸞会を退会し、「親鸞聖人の正しい教えを真偽検証する」ということで、専らコメンテーターとしてやってきました(^^)v
しかし、ようやく自分の中での真偽検証は終了したので、名前も改め、淳心房と名乗ります♪
ただし「真偽検証」は今まで馴れ親しんだ名前ですし、親鸞会教義が親鸞聖人の正しい教えなのかどうなのか、一人一人が真偽を検証して頂きたいと思い、ブログのタイトルとして残しました。
一人でも見て下さる方があれば幸いです☆


(しゃあ)
平成21年8月に親鸞会を退会しました。淳心房さんと共同でブログを書いています。何かありましたらメール下さい~
singikensho@yahoo.co.jp
(スパム防止のため@を大文字にしてあります。メール送信時は小文字に変えて下さい。)

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