南無阿弥陀仏の御名が如来の全て

『親鸞の世界』(加茂仰順師)より引用

 阿弥陀如来は三世十方の諸仏の本師本仏であります。この如来は名号をもって私たちを救うて下さるので、南無阿弥陀仏の御名が如来の全てです。いっさいの諸仏もこの如来の名号によって仏道を成ぜられたもので、むかしからこの名号をのけてはほんとうのみちはないのです。
 世の中にはいろいろの道がありますが、それはおんずまりの道ではなく、みなこの名号に入ってくるところの道で、十方を通じ、三世をつらぬいた、ただ一つの道はこの名号のみです。
 この名号は、大海のような円満な慈悲と、大空のような深遠な智慧とによって私たちのものとして成就して下されたのです。すなわちこれは親心のすべてです。
 この親心が十劫以来私たちの上にはたらいて下され、くらやみからくらやみへと迷いつづけてゆく私たちを、たえずこの親心にひきつけてくだされ、ついにこの名号の道に入らせてくださるのです。
 私たちはひとたびよき師に遇うて、この名号のおいわれを聞き得させていただくところに、この名号はそのまま私のものとなるのです。つまり凡夫のままで如来の救いのうちに住む身となるのです。
 ここのところをお釈迦如来様は「聞其名号信心歓喜」と説かせられ、法然上人は「往生之業念仏為本」と仰せられ、親鸞聖人は「一念の信において即得往生である」とさとされたのです。

(p.199~p.200)
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淳心房&しゃあ

Author:淳心房&しゃあ
(淳心房)
平成21年10月に親鸞会を退会し、「親鸞聖人の正しい教えを真偽検証する」ということで、専らコメンテーターとしてやってきました(^^)v
しかし、ようやく自分の中での真偽検証は終了したので、名前も改め、淳心房と名乗ります♪
ただし「真偽検証」は今まで馴れ親しんだ名前ですし、親鸞会教義が親鸞聖人の正しい教えなのかどうなのか、一人一人が真偽を検証して頂きたいと思い、ブログのタイトルとして残しました。
一人でも見て下さる方があれば幸いです☆


(しゃあ)
平成21年8月に親鸞会を退会しました。淳心房さんと共同でブログを書いています。何かありましたらメール下さい~
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(スパム防止のため@を大文字にしてあります。メール送信時は小文字に変えて下さい。)

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