大学新入生の皆さん、親鸞会の勧誘にご用心!

そろそろ国公立の大学の、前期合格発表がなされる頃です。これから、3月、4月にかけて合格発表、合格手続き、入学式があり、各部活やサークルの勧誘が始まります。新入生は期待に胸膨らませて(そうでない人もあるでしょうが、様々な思いを胸に)大学の門をくぐり、大学生活をスタートさせることでしょう。新入生の皆さんには色々と気をつけて頂きたいことはありますが、特に当ブログから注意喚起したいことがあります。高森顕徹氏を会長とする「浄土真宗親鸞会」という宗教団体による、正体を隠した勧誘です。

私が勧誘を受けた10年前は、大学の敷地内や少し出た所で、会員の先輩が新入生に声をかけていました。「合格おめでとうコーナー」「合格おめで大会」などと言って誘い、バインダーを使って「人生の目的」「なぜ生きる」をテーマにしたゼミを行っている学生主体のゼミサークルだと説明していました。私は何も知らずに話を聞き続けました。先輩とも仲良くなってきた頃、段々と仏教、浄土真宗という話になり、親鸞会であるということが明らかになったのは勧誘を受けた日から1~2ヶ月経ってからのことです。

この団体、正体を隠した偽装勧誘という点からもかなりの反社会的団体であることは明らかですが、その説く所は浄土真宗の教えとはかけ離れた会長オリジナルの珍しい教えです。途中から『真宗聖典』などを用いて話があるため、素人は「本物の親鸞聖人の教え」であると勘違いしがちです。たとえ勧誘されて話を聞き続けてしまったとしても、親鸞会と判った時点で離れるべきです。さもないと、新入生の皆さんの大学生活はほぼ親鸞会の活動で消えてしまうばかりか、社会人となってからも多くのお金、時間、労力を親鸞会のために使うことになってしまいます。友人関係も親鸞会以外の人とはあまり築けないかも知れません。


「『どう生きる』かも大事だが、もっと大事なのが『なぜ生きる』か。何のために人間に生まれ、何のために生きているのか? 苦しくても生きなければならないのはなぜか? これを人生の目的という。これこそ、全人類にとって最も大事なことであり、最も知りたいこと。それは、たとえ死が来ても崩れない絶対の幸福になること。これを仏教の言葉で言うと信心決定とか、無碍の一道ともいう。このために生まれてきたのであり、生きているのであり、どんなに苦しくても生きなければならないのはこの人生の目的を果たすためである」

親鸞会の会員は、このような会長の話に酔っているだけです。そして「自分は他では絶対に聞けない、誰も明確に教えてくれない、しかし全人類にとって一番大事な「なぜ生きる」かを聞いているんだ。苦しい人生を生きているのはただ生きるためではない。高森先生から人生の目的を聞いて達成するためだ」などと自分に言い聞かせて、肉体的に経済的に精神的につらい中、大変な中、忙しい中富山や地方のビデオ法話会場へ参詣したり、献金や勧誘、チラシ配り、メルマガ配信、ブログ更新などの活動をしたりしている意味を確かめているのです。
親鸞会で言われる「人生の目的」を果たすには、聴聞(高森会長はじめ親鸞会の話を聞くこと)、おつとめ(『正信偈』や『御文章』を拝読すること)、善(主に財施(親鸞会への献金)と法施(会員獲得のための勧誘))を実行せよと教えられます。ですがいつまで経っても同じことの繰り返しであることは、何年も会員であった経験があればすぐわかることです。事実、私が在籍していた支部、学友部で「私は人生の目的を果たしました。信心決定しました」と喜んでいる人を見たことがありません。何十年と聞き求めている人でさえです。それを自分を騙し騙し「自分が聞いている教えは真実なんだ」と思い込むことで何とか続けているのが会員の実情です。

確かに高森会長の話にはもっともな内容もあります。「人生の目的」「なぜ生きる」ということは大事なことですし、答えがあるなら知りたいと思う人も少なくないでしょう。私も高校時代、「こんなに苦しいのになぜ生きなければならないのだろう?」とよく思っていました。しかし、自分で考えて分かるはずもなく、親も先生も友人も、誰もその答えを知っていそうな人はありませんでした。結局、「死ぬまで生きるしかないのか」と答え探しをアキラメ、悲嘆するよりありませんでした。それを、先輩から「親鸞聖人の教えに答えがある」と教えてもらった時は救われたような思いがし、「ぜひとも人生の目的を知りたい。そして果たしたい」と強く思いました。
ところが、「親鸞聖人の教えに答えがある」まではよかったのですが、親鸞聖人の教えを宗教ビジネスに利用しているのが親鸞会であったため、いいように献金と勧誘をさせられてしまいました。時に活動が激しく、周囲の会員の求道ぶりについていけない弱い自分は助からないんだと絶望した時期もありました。休日は富山の往復で消え、学生時代はキャンパスで勧誘をしなければならない、社会人になっても家族や友人を誘わなければならないという観念にかられ、肉体的にも精神的にもとても苦しかったです。親鸞聖人の教えに、救われるために〇〇(献金や勧誘、親鸞会では「善」という)をせよという教義はなかったのに・・・

さて、話を戻しますが、現在はガチンコの直接勧誘に加えて、メルマガ、MIXI、ブログ、ツイッターといった手段でも勧誘をしています。特に新入生が入ってくるこの時期は活動が盛んになります。大学でもこのような宗教団体への対策が進んでおりますが、細部にまで行き届いてはおりません。もし分からずに声をかけられたり、メルマガに登録してしまったりして、「親鸞会かも」と思ったらぜひ当ブログに詳細をご連絡下さい。親鸞会であるかどうか調べます。また大学の学生相談所に相談してみましょう。

親鸞会でどんな話がなされるかは、当ブログのカテゴリの中、
こんな話に注意!
に詳しく載せてありますので、参照して頂ければと思います。

最後に一言。
相手は勧誘のプロです。自分はそんなものに騙されないと過信しないで下さい。オレオレ詐偽や振り込み詐偽は、いろいろなところで注意が喚起されているにも関わらず被害者は絶えません。同じように、カルト新興宗教なんかに嵌んないと思っている人が嵌ってしまう可能性があるのです。おかしいと思うことがあったならば、一歩引いてその団体をみつめることが大事です。客観的にみるためには、家族・友人などいろいろな人にそこであったことを話し、意見を聞くとよいと思います。

新入生の皆さんの、カルトに染まらない大学生活、人生を願っております。
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淳心房&しゃあ

Author:淳心房&しゃあ
(淳心房)
平成21年10月に親鸞会を退会し、「親鸞聖人の正しい教えを真偽検証する」ということで、専らコメンテーターとしてやってきました(^^)v
しかし、ようやく自分の中での真偽検証は終了したので、名前も改め、淳心房と名乗ります♪
ただし「真偽検証」は今まで馴れ親しんだ名前ですし、親鸞会教義が親鸞聖人の正しい教えなのかどうなのか、一人一人が真偽を検証して頂きたいと思い、ブログのタイトルとして残しました。
一人でも見て下さる方があれば幸いです☆


(しゃあ)
平成21年8月に親鸞会を退会しました。淳心房さんと共同でブログを書いています。何かありましたらメール下さい~
singikensho@yahoo.co.jp
(スパム防止のため@を大文字にしてあります。メール送信時は小文字に変えて下さい。)

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