蓮如上人と三願転入にどのような関係が??(56)

 それ、一切の女人たらん身は、弥陀如来をひしとたのみ、後生たすけたまへと申さん女人をば、かならず御たすけあるべし。さるほどに、諸仏のすてたまへる女人を、阿弥陀如来ひとり、われたすけずんばまたいづれの仏のたすけたまはんぞとおぼしめして、無上の大願をおこして、われ諸仏にすぐれて女人をたすけんとて、五劫があひだ思惟し、永劫があひだ修行して、世にこえたる大願をおこして、女人成仏といへる殊勝の願(第三十五願)をおこしまします弥陀なり。このゆゑにふかく弥陀をたのみ、後生たすけたまへと申さん女人は、みなみな極楽に往生すべきものなり。あなかしこ、あなかしこ。(御文章5帖目20通)


一切の女人は、弥陀如来を一心にたのみ、「後生助けるぞ」の勅命を聞き受け往生をおまかせしなさい。そういう女人を、阿弥陀仏は必ずお助け下さいます。さて、諸仏がお捨てになった女人を、阿弥陀如来お一人が「私が助けなければ、一体どの仏がお助けするというのか」と思召して、無上の大願を発して、「私は諸仏に勝れて女人を助ける」と仰いました。そして五劫もの間考えに考え、永劫にわたってご修行をされ、世に超えた大願を発して、女人成仏というまことに勝れた願(第三十五願)を発して下さったのです。こういうわけですから、深く弥陀をたのみ、「後生助けるぞ」の仰せ通りひとえに往生をゆだねた女人は、みなみな極楽に往生することでしょう。

ここでは女性に対して蓮如上人は教えを説かれていますが、このお手紙も私一人のためと読むのがよいと思います。なお、

おほよそ当流の信心をとるべきおもむきは、まづわが身は女人なれば、罪ふかき五障・三従とてあさましき身にて、すでに十方の如来も三世の諸仏にもすてられたる女人なりけるを、かたじけなくも弥陀如来ひとりかかる機をすくはんと誓ひたまひて、すでに四十八願をおこしたまへり。そのうち第十八の願において、一切の悪人・女人をたすけたまへるうへに、なほ女人は罪ふかく疑のこころふかきによりて、またかさねて第三十五の願になほ女人をたすけんといへる願をおこしたまへるなり。かかる弥陀如来の御苦労ありつる御恩のかたじけなさよと、ふかくおもふべきなり。(御文章1帖目10通)

にて書かれている通り、我々が救われるのは第18願においてです。女性は、18願とは別に35願も聞かなければならないということではありません。18願を聞き、18願に帰依するままが、35願にも帰依することになるのです。
また、いつものことですが、末代の私達が救われるのに19願・20願の行をやれとは一切教えられていません。自力諸行は雑行と名づけて嫌われていますし、真実報土の往生を願えとしか教えられていませんので自力念仏の勧めもありません。親鸞会では独自の「三願転入の教え」なる珍説を振りかざして会員を惑わせておりますが、19願を勧めるというのは自力諸行による臨終来迎、方便化土往生を勧めるということです。いくら実践しようと努めようが、それによって20願へ進み、やがて18願へ転入するというものではありません。それに行が諸善ならば化土往生も望めるかも知れませんが、親鸞会推進の活動は主に会への献金と勧誘ですから、善にもなっていません。また、親鸞会では救われるのは善をして信仰が進んだ未来ですので、現在只今は助かりません。加えて、「善をして信仰が進んだ者が助かる」という条件付きの救いになっています。
平生業成と言いながら臨終業成、不体失往生と言いながら体失往生、善の勧めと言いながら雑行の勧め・善もどきの善の勧めを説いているのが親鸞会であると、従順な会員さんはいつ気がつくのでしょうか?
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淳心房&しゃあ

Author:淳心房&しゃあ
(淳心房)
平成21年10月に親鸞会を退会し、「親鸞聖人の正しい教えを真偽検証する」ということで、専らコメンテーターとしてやってきました(^^)v
しかし、ようやく自分の中での真偽検証は終了したので、名前も改め、淳心房と名乗ります♪
ただし「真偽検証」は今まで馴れ親しんだ名前ですし、親鸞会教義が親鸞聖人の正しい教えなのかどうなのか、一人一人が真偽を検証して頂きたいと思い、ブログのタイトルとして残しました。
一人でも見て下さる方があれば幸いです☆


(しゃあ)
平成21年8月に親鸞会を退会しました。淳心房さんと共同でブログを書いています。何かありましたらメール下さい~
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(スパム防止のため@を大文字にしてあります。メール送信時は小文字に変えて下さい。)

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