親鸞会でいうところの人生の目的というのは、これから死ぬまでのいつかの間に達成する目的

親鸞会でいうところの人生の目的というのは、これから死ぬまでのいつかの間に達成する目的ということです。ほとんどの人は現時点でいつもの横の線の軌道に乗っていないので、まずは横の線の軌道に乗るところから始めなければなりません。それには因果の道理をよく聞いて、その結論である廃悪修善を実践し、真実の自己の姿が見えてきて、後生に驚きが立たねばならないようです。また、横の線の軌道に乗っている人でも、要門19願の教えを実践していかねば絶対に縦の線(信一念)まで行けないと教えられます。
このように無条件の救いに沢山の条件を加え、只今現在と信一念を分断して、こちらから阿弥陀仏の救いに向かって進んでいくという教えです。なので、何年、何十年聞いている人でも助からないのはある種道理でもあります。会員さんはたいてい、助かるのは横の線の軌道を進んでいった先であり、未だ横の線の軌道に乗っているかどうかさえ分からない現在救われるなどとは毛頭考えられなくなっているでしょう。これでは只今救うぞの仰せだと言われてもまともに聞き受けることは困難です。親鸞会の邪義を聞き続け、毎回縦と横の線と人の図を見て、人にも書いて話をしていれば自然とそうなってしまいます。

阿弥陀仏の狙いは、私を信心の行者にし、極楽に迎えとるというものです。それも、これから死ぬまでのいつかの間に信心の行者にするというのではなく、現在只今信心の行者にするということです。それには本願の名号を聞く一つであり、私の側で用意するものは何もありません。だから命があと一刹那しかないような臨終間際の人でも助かるのであり、老少善悪の人を選ばないと言われるのです。罪悪深重、煩悩熾盛の衆生を助けると誓われた本願だからです。本願を信じるには、定散二善などの善は要りません。念仏に勝る善はないからです。

しかるに世の人つねにおもへらく、上尽一形の多念も宗の本意とおもひて、それにかなはざらん機のすてがてらの一念とこころうるか。これすでに弥陀の本願に違し、釈尊の言説にそむけり。そのゆゑは如来の大悲、短命の根機を本としたまへり。もし多念をもつて本願とせば、いのち一刹那につづまる無常迅速の機、いかでか本願に乗ずべきや。されば真宗の肝要、一念往生をもつて淵源とす。 そのゆゑは願(第十八願)成就の文(大経・下)には、「聞其名号 信心歓喜 乃至一念 願生彼国 即得往生 住不退転」と説き、おなじき『経』の流通(同・下)には、「其有得聞 彼仏名号 歓喜踊躍 乃至一念 当知此人 為得大利 即是具足 無上功徳」とも、弥勒に付属したまへり。しかのみならず、光明寺(善導)の御釈(礼讃)には、「爾時聞一念皆当得生彼」と等みえたり。これらの文証みな無常の根機を本とするゆゑに、一念をもつて往生治定の時剋と定めて、いのちのぶれば、自然と多念におよぶ道理を明かせり。されば平生のとき、一念往生治定のうへの仏恩報謝の多念の称名とならふところ、文証・道理顕然なり。もし多念をもつて本願としたまはば、多念のきはまり、いづれのときと定むべきぞや。(口伝鈔)

弥陀の本願には、老少・善悪のひとをえらばれず、ただ信心を要とすとしるべし。そのゆゑは、罪悪深重・煩悩熾盛の衆生をたすけんがための願にまします。しかれば本願を信ぜんには、他の善も要にあらず、念仏にまさるべき善なきゆゑに。悪をもおそるべからず、弥陀の本願をさまたぐるほどの悪なきゆゑにと[云々]。(歎異抄第一条)


只今の、このままの私が救われない教えでは、いつどうなったら助かるというのでしょう。今宵の後生には到底間に合いません。ところが邪義を真に受けていると中々そのような考えには至らないのかも知れません。

『安心問答』顕正新聞4月15日号を読むと、3月18日学生大会で高森会長の説明した「仏願の生起本末」の説明がもっとひどいものだった件

を読んでみると、

18願・他力の世界には、弥陀の19願・20願を通らねば絶対に入れないと知らされました。三願転入の道を進ませていただきたいと思います。

などというのが真剣に聞いている会員さんの理解のようです。私もかつてはそのように理解していましたが、会員の皆さん、「しばらくは死なないだろう、それまでに横の線の軌道に乗って、三願転入の道を進んで…」などと考え日々を過ごしている内に命終わってしまいますよ。親鸞会教義とは自分が救われる教えなのか、今よく考えて頂きたいと思います。
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淳心房&しゃあ

Author:淳心房&しゃあ
(淳心房)
平成21年10月に親鸞会を退会し、「親鸞聖人の正しい教えを真偽検証する」ということで、専らコメンテーターとしてやってきました(^^)v
しかし、ようやく自分の中での真偽検証は終了したので、名前も改め、淳心房と名乗ります♪
ただし「真偽検証」は今まで馴れ親しんだ名前ですし、親鸞会教義が親鸞聖人の正しい教えなのかどうなのか、一人一人が真偽を検証して頂きたいと思い、ブログのタイトルとして残しました。
一人でも見て下さる方があれば幸いです☆


(しゃあ)
平成21年8月に親鸞会を退会しました。淳心房さんと共同でブログを書いています。何かありましたらメール下さい~
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(スパム防止のため@を大文字にしてあります。メール送信時は小文字に変えて下さい。)

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