凡夫は、ほんまのところ、何にも分りません。分らぬままに、ただ一つ、阿弥陀さまの「助けるぞ」との、「および声」を、ほんまにさせてもらうのです。

『浄土真宗 信心』(加茂仰順師)より引用

  八 信心をいただく

  

 これをたとえると、芥子粒は小さいです。中を割ってみても何も変ったものはありません。
 ところが、これを土地に蒔くと、芽を出して茎が出来、やがて赤い花が咲きます。
 実を割ってみても、何もありません。無いから、疑うようなものでありますが、中に花が咲くだけのいわれがあるから咲くのです。
 木を割っても何もありません。無いが、いわれがあるから、春が来ると、桜の木には花が咲きます。

  七

 「南無阿弥陀仏」と云い、「信心」というも、そのごとく、わけは私には分らなくても、それだけのいわれがありますから、そのものがらを頂けば、つまり、信心を頂けば、臨終のときには、極楽に生れて、広大な仏の悟りが開かれるのであります。

  八

 私たちの信心は、浄土に望めて、おこすのでない。ご本願にのぞめて安心するのです。
 「信の一念」に、阿弥陀さまの「助けるぞ」と、仰せられる「および声」を、まことにさせてもらうのです。
 極楽へ参らせてもらうというても、自分の家へ帰るように、はっきり思えというても、そうは思われませぬ。私が極楽へゆく気持が、隣の家へゆくように、はっきりなられるようなら、それは凡夫ではありません。

  九

 この私を、「そのまま助けるぞ」と、言うて下さる阿弥陀さまのお約束が、ほんまであると思わせてもらうのです。
 何にも分らないが、ただ一つ、阿弥陀様が「助けるぞ」との、および声を、ほんまにさせてもらうのです。
 この私めあての御本願を、たしかに、ほんまにさせてもらうのです。ご本願のお助けに向うて、領解させて頂くのです。これが信心です。

  一0

 隣りの家へゆくような心持に、お浄土へ参る心持になられたらよいがと思うても、そうはなられません。凡夫は、ほんまのところ、何にも分りません。分らぬままに、ただ一つ、阿弥陀さまの「助けるぞ」との、「および声」を、ほんまにさせてもらうのです。
 この私一人のための御本願を、たしかに、ほんまに、させてもらうのです。
 御本願のお助けに向って、よくよくお領解させて頂くのです。これが信心であります。


(p.75~p.78)
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No title

>御本願のお助けに向って、よくよくお領解させて頂くのです。これが信心であります。

親鸞会で教えられる本願は解釈が間違っている 
→当然その教義を聞いても会員が救われることはない 
→どうすれば助かるのかと会員は思う 
→そこに付け込んで、三願転入や宿善という言葉を悪用した邪義で騙す
→その「善のすすめ」で献金と人集めをさせる
→結果、他力の教えとは遠くかけ離れた、完全なる自力の教義になっている
→本願に向かわない会員は、苦しみ抜いた挙句にみな悪道へ堕ちる

親鸞会邪義の元凶は願文解釈の誤りである。
本願は「信楽に生れさせる」という約束ではないし、信心決定は「驚天動地の体験」ではない。
他力の信心を知らない者には、異安心が異安心だとはわからない。だから騙し放題。
高森顕徹の罪は非常に重い。今地球上に生きている人間の中で最も重い業を持った者の一人であろう。
その恐ろしさすら自覚できないほど無宿善な者を「善知識」と呼んでいるのが親鸞会会員である。
自惚れは自是他非という態度となり、独善的な価値観へ凝り固まっていく。
だから何度も聖教を拝読し、そこに自分の姿を映さねばならない。
しかし親鸞会は、会員に聖教を読ませない。ネットを見せない。情報を制限し操作する。
巧妙で複合的に構築された親鸞会のトリックだが、本当に人生を真面目に考えている者なら自ずと気付けるはずである。
一回限りの人生、何となくで安易に歩んではならない。

濁世の道俗、よくみづからおのれが能を思量せよ。

宝の山に入りて、手を空しくして帰ることなかれ。

善知識の御言葉に傾聴すべし。

>黒猫様

他力どころか、自力でもない何なる新興宗教に、未だに騙されている人が多いですね。彼らは高森会長及び上司を信じ、かつ後生を人質に取られているために親鸞会から離れることができないのかと思われます。

親鸞会の教えでは今日助からない。ということは永久に助からない。という結論に至ることができればいいのですが、まことに宿善まかせです。
プロフィール

淳心房&しゃあ

Author:淳心房&しゃあ
(淳心房)
平成21年10月に親鸞会を退会し、「親鸞聖人の正しい教えを真偽検証する」ということで、専らコメンテーターとしてやってきました(^^)v
しかし、ようやく自分の中での真偽検証は終了したので、名前も改め、淳心房と名乗ります♪
ただし「真偽検証」は今まで馴れ親しんだ名前ですし、親鸞会教義が親鸞聖人の正しい教えなのかどうなのか、一人一人が真偽を検証して頂きたいと思い、ブログのタイトルとして残しました。
一人でも見て下さる方があれば幸いです☆


(しゃあ)
平成21年8月に親鸞会を退会しました。淳心房さんと共同でブログを書いています。何かありましたらメール下さい~
singikensho@yahoo.co.jp
(スパム防止のため@を大文字にしてあります。メール送信時は小文字に変えて下さい。)

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