南無阿弥陀仏のお心は、「私を、そのまま、助ける」という、お心より外は、ありません

『浄土真宗 信心』(加茂仰順師)より引用

  一0 「たすけるぞ」の仰せを、「はい」と、頂いたのです

  一一

 真実のお慈悲と、真実のお智恵を以て成就された南無阿弥陀仏でありますから、勝れています。易です。勝易の二徳です。
 この名号を、衆生へ与えるに、「たすけるぞ」一つで、お与えなされ、衆生がもらうのは、「たすかる」一つでもらうのであります。
 阿弥陀さまは、過去や、現在だけでなく、尽未来際の、私の罪悪までを、私に代って消滅して下されて、ご成就なされたのが、南無阿弥陀仏です。
 私が、お浄土へ参るのは、ただ、南無阿弥陀仏一つの中に、諸の功徳善根はみな、おさまっておりますから、これで、お浄土へ参らして頂くのであります。
 この南無阿弥陀仏で、私は、お浄土へ参ることは、まちがいありません。
 五劫の思惟、永劫の修行、既に成就して、今は、衆生をお助けなされる真最中でありますから、私も、お浄土へ参らして頂くのです。
 まことに、根機相応のおみのりであります。易すぎるということはありません。

  一二

 南無阿弥陀仏のお心は、「私を、そのまま、助ける」という、お心より外は、ありません。
 このお心が、私の心にふれて下さるのです。それが仏凡一体です。この助けるぞの、仏のお心を、頂くのです。これしかありません。
 この仏の「お心」を頂いて、称えれば、みな、無量の功徳を具足しております。
 このような高大な南無阿弥陀仏が、このつまらない私に頂かしてもろうて、そのうえ、称えられるとは、まことに、ありがたいことであります。これはひとえに、阿弥陀さまの、護念力が、なされるものであります。この称える称名が、御礼御報謝になるのでありますから、大切に、相続させて頂かねばなりません。

  一三

 このたび、南無阿弥陀仏を、頂きますれば、生死をはなれて、死ぬることのない身にさせて、いただきますから、この上もない、ありがたいことであります。
 南無阿弥陀仏を、頂くばかりであります。
 南無阿弥陀仏は、私のこのままで、助けて下さるのです。阿弥陀さまだけが、お助け下さるのです。「たすけるぞ」を、「はい」と、頂くばかりであります。
 そのとき、はや、お浄土へ参ることは、きまったのです。そこに、一声の称名が出なくても、ちゃんと、お浄土へ参らして頂けます。まちがいありません。なんと、うれしいことであります。




「私を、そのまま、助ける」です。煩悩をなくして又は減らして救う、少しでも善ができるようにして救う、微塵の善もできない極悪人と分からせて救う、ではありません。煩悩は少しも変わらないまま救う、善ができてもできなくても救う、であります。私の側に救われるものは何も持ち合わせていません。ですから阿弥陀仏は私に代わって一切の善根功徳を名号の中に納めてこれをお与え下さるのです。この南無阿弥陀仏を頂く一つで、浄土往生が決まったのです。このいわれを聞かせて頂きますと、何ともありがたいことです。
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淳心房&しゃあ

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(淳心房)
平成21年10月に親鸞会を退会し、「親鸞聖人の正しい教えを真偽検証する」ということで、専らコメンテーターとしてやってきました(^^)v
しかし、ようやく自分の中での真偽検証は終了したので、名前も改め、淳心房と名乗ります♪
ただし「真偽検証」は今まで馴れ親しんだ名前ですし、親鸞会教義が親鸞聖人の正しい教えなのかどうなのか、一人一人が真偽を検証して頂きたいと思い、ブログのタイトルとして残しました。
一人でも見て下さる方があれば幸いです☆


(しゃあ)
平成21年8月に親鸞会を退会しました。淳心房さんと共同でブログを書いています。何かありましたらメール下さい~
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