『観無量寿経』に説かれている事と、親鸞会教義との相違点4

『観無量寿経』を一度も読んだことのない高森顕徹会長3

では、『観無量寿経』上品上生で説かれた三心(至誠心、深心、回向発願心)の解釈の一部である

1、外に賢善精進の相を現じ、内に虚仮を懐くことを得ざれ。(至誠心)
2、二種深信(深心)
3、二河白道の譬喩(回向発願心)

について、親鸞聖人は『教行証文類』の何巻に引文され、何を示されたものなのかが解説されています。

親鸞会では、さすがに2を信前の求道の過程として用いることはありませんが、1と3についてはとことん利用してきます。1については、阿弥陀仏に救われるためにはこうしなさいと三業の善を勧められた根拠として、また或いは、19願の説明で、『まことの心で善をするとはどういうことかをもう一つ分かりやすく言うとこういう事だ』と説明する時の根拠として用いています。これもひどいですが、3に至ってはオリジナル二河白道の譬喩を創作し、「信心獲得するまでの求道の道程を示すため」などと説明して架空の求道物語をでっち上げている始末です。

まず、1の文については当ブログでは、
  Q&A(4)ー外に賢善精進の相を現じて(1)
  Q&A(5)ー外に賢善精進の相を現じて(2)
を参照して下さい。また、元会員から見た浄土真宗親鸞会
  『観経疏』の「不得外現~」の御文を親鸞聖人は「要門」の法義とは見られていません
も参考になります。

次に3については、
  【5.白道とは】について
の記事とその中のリンク先を参照して下さい。

1も3も、共に真実の教・行・信・証を示された『教行証文類』の中、真実の信心、他力の信心を顕された『信文類』の最初のお言葉、

つつしんで往相の回向を案ずるに、大信あり。大信心はすなはちこれ長生不死の神方、欣浄厭穢の妙術、選択回向の直心、利他深広の信楽、金剛不壊の真心、易往無人の浄信、心光摂護の一心、希有最勝の大信、世間難信の捷径、証大涅槃の真因、極速円融の白道、真如一実の信海なり。 この心すなはちこれ念仏往生の願(第十八願)より出でたり。この大願を選択本願と名づく、また本願三心の願と名づく、また至心信楽の願と名づく、また往相信心の願と名づくべきなり。しかるに常没の凡愚、流転の群生、無上妙果の成じがたきにあらず、真実の信楽まことに獲ること難し。 なにをもつてのゆゑに、いまし如来の加威力によるがゆゑなり、博く大悲広慧の力によるがゆゑなり。たまたま浄信を獲ば、この心顛倒せず、この心虚偽ならず。ここをもつて極悪深重の衆生、大慶喜心を得、もろもろの聖尊の重愛を獲るなり。

の根拠として出てくる以上、弥陀に救われるにはこうしなさいと三業の善を勧められたとか、ド真剣に善をしなさいとか、19願に関連しているとか、信心獲得するまでの求道の道程を示したものだとかの根拠であるわけがないのです。当然ながら上の『信文類』のお言葉の根拠としては『大無量寿経』からは18願のみで、19願は出てきません。

親鸞会は何が何でも「善のすすめ」を守りたいため、そして会員に「信前の求道」をさせたいため、前後をぶった切ってごく一部のお言葉を根拠として利用してきます。高森会長の話しか聞いていなく、また活動で忙しい会員は、そのお言葉が本来何を示されたものなのか知ることもなく、考えることもなく、知ろうともせずに諾々と高森会長の解釈に従っています。脳内が高森信心に支配された状態では、「高森先生に間違いがあるはずがない」と盲信し、ニセの浄土真宗を本物と勘違いして往生・獲信とは無関係な活動に貴重な人生を費やしてしまうのです。あたかも中身があるように見せて、実際は見せかけだけで中身が空っぽだったり腐ったりしているもののことを虚仮と言いますが、親鸞会ほど虚仮なものはないでしょう。「虚仮を懐くことを得ざれ」とは、「早く親鸞会という虚仮な団体から脱しなさい」という意味だと思えてしまうのは私だけではないと思います。いい加減、「浄土真宗」、「親鸞」の名を団体名から外してもらいたいものです。


7、善導大師の至誠心釈の一部「外に賢善精進の相を現じ・・・」について

真実の信心、他力の信心を顕わされた
------------------------------
親鸞聖人の言い方ではそうだが、善導大師は19願のことを仰っている


8、善導大師の回向発願心釈の一部「二河白道の譬喩」について

真実の信心、他力の信心を守護する譬え
--------------------
信心獲得するまでの求道の道程を示した譬え
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

淳心房&しゃあ

Author:淳心房&しゃあ
(淳心房)
平成21年10月に親鸞会を退会し、「親鸞聖人の正しい教えを真偽検証する」ということで、専らコメンテーターとしてやってきました(^^)v
しかし、ようやく自分の中での真偽検証は終了したので、名前も改め、淳心房と名乗ります♪
ただし「真偽検証」は今まで馴れ親しんだ名前ですし、親鸞会教義が親鸞聖人の正しい教えなのかどうなのか、一人一人が真偽を検証して頂きたいと思い、ブログのタイトルとして残しました。
一人でも見て下さる方があれば幸いです☆


(しゃあ)
平成21年8月に親鸞会を退会しました。淳心房さんと共同でブログを書いています。何かありましたらメール下さい~
singikensho@yahoo.co.jp
(スパム防止のため@を大文字にしてあります。メール送信時は小文字に変えて下さい。)

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード