親鸞会の「欺瞞」の一つ、「善のすすめ」について

来週10月8日、9日は親鸞会の報恩講がある予定です。情報不足のため、演題も把握できていません。情報をお持ちの方は、お寄せ下さればと思います。

さて、カルト宗教の特徴の一つに「欺瞞」があります。意味は「あざむくこと、だますこと」ということですが、当然親鸞会も漏れなく当てはまります。大学やサイト上で偽装勧誘し、外部からの情報を遮断・改変・統制し、人間の実相部分等の話をもって教え全体が正しいように世間及び会員を欺瞞しているのが親鸞会です。
では、教義のどこをどのように欺瞞しているのかは、『観無量寿経』を一度も読んだことのない高森顕徹会長5などに書かれています。


親鸞聖人の仰せと高森顕徹会長の主張との相違点

1.獲信していない人の死後はどうなるか

親鸞聖人 六道輪廻(19願・20願の同行は化土往生)
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高森会長 必堕無間

2.五逆罪・謗法罪について

親鸞聖人 造っている人と造っていない人がいる
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高森会長 造っていない人はいない、全ての人は生まれながらに造っている

3.善人と悪人について

親鸞聖人 善人と悪人とがいる
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高森会長 善人はいない、すべての人は悪人である

4.獲信のために善は必要か

親鸞聖人 念仏1つ、獲信に善は不要
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高森会長 善をしなければ絶対に獲信できない

5.白道とは

親鸞聖人 自力の心にあらず
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高森会長 自力

6.定散二善について

親鸞聖人 定散二善を捨てよ
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高森会長 定散二善をせよ

7.19願について

親鸞聖人 19願を捨てよ
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高森会長 19願を実践せよ

8.宿善について

親鸞聖人 過去世の善根の厚薄と、往生・獲信とは関係ない
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高森会長 過去世の善根の薄い者が、そのままで往生・獲信することはありえない

9.機の深信について

親鸞聖人 自力では出離できない
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高森会長 逆謗の屍と必ず知らされる

10.法の深信について

親鸞聖人 往生ほどの一大事、凡夫のはからふべきことにあらず
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高森会長 浄土往生が火に触ったよりも明らかに知らされる

11.善知識に無条件服従しなければならないか

親鸞聖人 法に従うのであって、人に従うのではない
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高森会長 善知識に無条件服従せよ

12.因果の道理について

親鸞聖人 罪福の因果を信じることは自力・仏智不思議を疑う心
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高森会長 因果の道理を深信しなければならない

13.三願転入について

親鸞聖人 聖道門の人を浄土門に導く方便が19願であり、19願の勧めはない
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高森会長 全人類は19願から始めなければならない

14.「一向専念無量寿仏」について

親鸞聖人 諸善を廃して念仏1つになること
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高森会長 阿弥陀仏1仏に向かって諸善をすることも含む



なお、高森会長は最近は聖教上の根拠として18願文さえ挙げなくなったそうですが、上の14項目は全て聖教上の根拠に基づいて解説されています。

さて、「一切衆生必堕無間という教え」「善知識に無条件服従せよという教え」など、親鸞会の欺瞞は多岐に渡りますが、中でも悪質なものが

「善のすすめ」

でしょう。これによって会員は獲信・往生とは無関係なことに従事させられ、まんまと組織拡大要員として利用・搾取されてしまっているのです。

『元会員から見た浄土真宗親鸞会』本願一乗とは(4) 「一乗の機教」
『飛雲』会員との問答(聖教の読み方について)

などに明らかなように、善知識方は

・諸善には諸仏の勧めはない
・念仏が諸善に超過して勝れていることを明らかにするために定散二善といった諸善を釈尊は説かれた
・だから釈尊は長々と説いてきた定散二善ではなく念仏を阿難に付属された


と教えられています。


名号定散対、念仏は釈尊が付属された名号であり、諸善は付属されなかった定散二善である。
勧無勧対、念仏は十方の諸仏が勧められる法であり、諸善には諸仏の勧めはない。
付嘱不嘱対、念仏は釈迦・弥陀二尊の本意にかなった法であるから付属されたが、諸善は付属されなかった。

(『行文類』念仏諸善比校対論)

・諸行を廃して念仏に帰せしめんがためにしかも諸行を説く。
・また定散を説くことは、念仏の余善に超過したることを顕さんがためなり。もし定散なくは、なんぞ念仏のことに秀でたることを顕さんや。
・釈尊定散の諸行を付属せず、ただ念仏をもつて阿難に付属したまふ文。
 『観無量寿経』にのたまはく、「仏、阿難に告げたまはく、〈なんぢよくこの語を持て。この語を持てとは、すなはちこれ無量寿仏の名を持てとなり〉」と。
 同経の『疏』(散善義)にいはく、「〈仏告阿難汝好持是語〉といふより以下は、まさしく弥陀の名号を付属して、遐代に流通することを明かす。上よりこのかた定散両門の益を説くといへども、仏の本願に望むるに、意、衆生をして一向にもつぱら弥陀仏の名を称せしむるにあり」と。

(選択本願念仏集)


勿論、これは親鸞会で形式上唱えている『親鸞学徒聖則』

一 親鸞学徒は信心獲得することを本と致します

の通り信心獲得を目的としているならば、の話です。高森会長の珍説を本とし、高森会長の珍説を我も信じ人にも教え聞かしむるばかりな人々には無関係な話です。そういう人々には「浄土真宗」「親鸞」などと名乗ってほしくないのですが、名乗る以上は釈尊、七高僧方、親鸞聖人、覚如上人、蓮如上人方のお言葉に則って教えを説くなり反論するなりして頂きたいと思います。

善知識方はこれだけハッキリ「善のすすめ」を否定されています。それに反し道徳的心情に頼って「善のすすめ」があるなどと説いているから、高森会長は会員及び世間を欺瞞しているというのです。そして「善のすすめ」と言っても、やっていることが偽装勧誘、勧める「善」のものがらが親鸞会への献金、勧誘、無条件服従ですから、これらが果たして「善」と呼べる代物なのかどうか。親鸞会は欺瞞に欺瞞を重ねていると言っていいでしょう。とにかく信心獲得には念仏一つ、善は不要です。南無(我にまかせよ)阿弥陀仏(必ず救い摂る)の仰せを疑いなく受け容れて念仏して下さい。
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No title

先日は丁寧な教えを頂き、ありがとうございました。
ところで淳心房様はいつ信心決定なされたのでしょうか。親鸞会在籍のときなのでしょうか。それともお辞めになられてからでしょうか。

私は先日、「阿弥陀仏は必ず救いとる」と信じて念仏したら、心がとても軽くなったのですが、これで私は信心決定したと言って良いのでしょうか。

何度もお尋ねして申し訳ありません。

報恩講演題

「恩徳讃」だそうです。なんだかなあ・・・

コメント返信

mashu様
ひろちゃん様

コメントありがとうございます。新しい記事として取り扱わせて頂きましたので、ご覧下さい。
プロフィール

淳心房&しゃあ

Author:淳心房&しゃあ
(淳心房)
平成21年10月に親鸞会を退会し、「親鸞聖人の正しい教えを真偽検証する」ということで、専らコメンテーターとしてやってきました(^^)v
しかし、ようやく自分の中での真偽検証は終了したので、名前も改め、淳心房と名乗ります♪
ただし「真偽検証」は今まで馴れ親しんだ名前ですし、親鸞会教義が親鸞聖人の正しい教えなのかどうなのか、一人一人が真偽を検証して頂きたいと思い、ブログのタイトルとして残しました。
一人でも見て下さる方があれば幸いです☆


(しゃあ)
平成21年8月に親鸞会を退会しました。淳心房さんと共同でブログを書いています。何かありましたらメール下さい~
singikensho@yahoo.co.jp
(スパム防止のため@を大文字にしてあります。メール送信時は小文字に変えて下さい。)

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