【ツッコミ】顕正新聞2017年1月1日号「論説」

平成29年親鸞会機関紙顕正新聞・年頭所感「大悲の願船に乗じ難度海を普く照らそう」(高森顕徹会長)を読んで思ったこと。

にて、既に親鸞会発行『顕正新聞』2017年1月1日号年頭所感について述べられています。せっかくなので、私も「論説」を引いてツッコミを入れてみたいと思います。


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 平成28年は、映画『なぜ生きる――蓮如上人と吉崎炎上』が全国の映画館で公開され、多くの人々が感動に包まれた。
 富山県の「TOHOシネマズ高岡」では、29週連続上映の大記録も樹立した。

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はいはい、いつもの会員を動員してのエセ記録ね。一万年堂出版の、『光に向かって100の花束』や『なぜ生きる』といった書籍同様、所詮親鸞会製作のものは会員を動員してなんぼです。観に行った人数のほとんどは会員でしょう。しかも何回、何十回と足を運んだであろうと覗えます。100回観たら祝賀会参加資格が得られるとのことでしたし。


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 映画に描かれていたように、蓮如上人は常に、「南無阿弥陀仏」の名号を御本尊となされていたという事実である。
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あれ? 山科本願寺は木像本尊だという記述がありますが・・・。
その名号を聞いて信心歓喜したその時に往生が定まるのですから、名号本尊が一番教えを的確に表現している本尊であることは言うまでもありません。しかし、親鸞会のように木像本尊、絵像本尊を排斥するのは如何かと思います。木像にしても絵像にしても、阿弥陀仏の我らを助けずにはおかぬ無限の智慧と慈悲を形として表したものですから、共に篤く敬うべき対象であると私は思うのですが、皆様は如何ですか?

ところが、親鸞会にいると【投稿文】 第4回 「 親鸞会を退会して 講師部の皆さんへ 」にあるように、

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私が講師部を退部する10年前 台湾布教に行っていた K山講師が 突然 帰国命令が出て 講師部会合の前に 引き出され糾弾されました。
 何をやったか S 木海外本部長がこう言いましました。
「私が 海外の視察で 台湾事務所に 行ったら 事務所 の中に 絵像が かけてあった。彼が 台湾の知人から もらって かけておいたそうだ、皆 これをどう思うか」と話し終わると 嵐のような 指摘が始まった。

(中略)

本願寺は木像本尊だから、 あれでは助からん
間違っている、狂っているとまで 講師 は言います。
その感覚だから 批判が出て 遂に こんな言葉が出ました。
ある女性講師が
「そんな 気持ちの悪いものもらってきて それでも講師部なのー」 と追及しました。

「そんな  気持ちの悪いもの」
ご絵像の阿弥陀仏を「気持ちが悪いもの」発言に私は 強い 衝撃を受けました。

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となってしまうのです。長いので一部抜粋に留めますが、まだご覧になっていない方はぜひ上リンクに飛んで全文ご覧下さい。名号も、絵像も、木像も、形は違えど「我にまかせよ、必ず助けるぞ」のお心は少しの違いもありません。

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ご木像、ご絵像は阿弥陀仏のお慈悲をもって救済して下さる本願の心を表しているのです。

右手の 親指 人さし指を捻って お胸の前に上げられ 掌は外に 向けられています。これは阿弥陀仏が 衆生を喚びたもうことをあらわすので召喚の印といいます。
南無の心です

左手は 親指と 人さし指を捻って 下に垂らされ 掌は上に向けられています。これは 阿弥陀仏が衆生を 洩らさず救済せずに やまぬ お心を表しますので  摂取不捨の印というのです。
阿弥陀仏の心です

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この通りです。南無阿弥陀仏の六字の心を形で表したのが絵像、木像ですから、その六字のこころさえ心得たなら一つに固執することはないのです。それを固執しているのは、形に囚われ心を失っている証拠です。


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 阿弥陀仏の本願を明らかになされた釈迦の「本願成就文」には、「名号を聞く一念に、絶対の幸福に救われる」と説き明かされている。
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後の方では「絶対の幸福(往生一定)」などと書いてありますが、本願成就文には絶対の幸福だとかいう幻想的な楽を獲させるというような文言は一言もありません。問題なのは「絶対の幸福」という言葉が抱かせるイメージです。「絶対の幸福」と聞いて会員の皆さんが想像しているような心境と、実際本願を信じ念仏するようになった心境には、大きな隔たりがあると思います。

「名号を聞く一念に、往生が間違いなく定まる」

ならまだしも、

「名号を聞く一念に、絶対の幸福に救われる」

は不適切でしょう。この世の幻想的な楽で釣らなければ会員のモチベーションを維持できないのです。


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 そんな人間の実態を知り抜かれた阿弥陀仏は、信ずる心(機)と助ける力(法)を一体とした六字名号を完成なされ、「そのまま受け取ってくれよ」と、今も、お呼びづめなのである。
 その南無阿弥陀仏の名号を聞信すれば、信ずる心も念ずる心もない極悪人でも、浄土往生間違いなしの、絶対の幸福になれるのである。
 なんと透徹した深いお慈悲ではなかろうか。

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一部、らしいことは書いてありますが、今までの会員の皆さんに染み付いている教えをかんがみるに、

「そのまま受け取ってくれよ」と聞こえるところまで進ませて頂きます

ってな思考になってしまうでしょう。で、また因果の道理、廃悪修善、19願となるのは目に見えています。

南無阿弥陀仏の六字のこころ、「我にまかせよ、必ず助けるぞ」を聞くのに、時や場所は関係ありません。どれだけ聞いてきたかとか、どれだけ財施してきたとか、どれだけ人を誘ってきたとか、その他一切関係ないです。只今、この場で、このままの私が小賢しい詮索や先入観といった計らいを交えずに聞こえたままお受けするのみです。それで往生できるように阿弥陀さまが仕上げて下されてありますから、私は何のためらいもなく南無阿弥陀仏の六字に後生おまかせするのみです。ただこれだけのことを、それにはやれ宿善だ、やれ廃悪修善だ、やれ三願転入だと、どれだけ六字のこころと無関係なことばかり聞かされ続けているのかと思うと、会員の皆さんには同情するよりありません。


以上、簡単ですがツッコミを終了します。
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No title

「只今、この場で、このままの私が小賢しい詮索や先入観といった計らいを交えずに聞こえたままお受けするのみです。それで往生できるように阿弥陀さまが仕上げて下されてありますから、私は何のためらいもなく南無阿弥陀仏の六字に後生おまかせするのみです」

これが自力の計らいだということにまだ気付かないのですね。
「何のためらいもなく」と自分の小賢しい考えで、ためらいを捨てたつもりでも、それは自力の信心。
どうぞ、その自力の信心のままで後生まで行って下さい。
正月早々、おめでたいことですね。

No title

>「何のためらいもなく」と自分の小賢しい考えで、ためらいを捨てたつもりでも、それは自力の信心。

これが自力の計らいだということにまだ気付かないのですね。
親鸞会では、自力と他力と無力の違いが全くわかっていないと教えてあげたのに。
他のブログでの他人のHNを使っても貴方だとすぐわかりますよ。
なんなら、またお聖教の根拠を出して、恥を晒してあげましょうか?
今度はニ河白道の喩えとは違う根拠ですよ。


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村人1様

要は蓮如上人の、

もろもろの雑行雑修自力のこころをふりすてて、一心に阿弥陀如来、われらが今度の一大事の後生、御たすけ候へとたのみまうして候ふ。 (領解文)

等と言われている事と同じです。自分でふり捨てられるわけでも、こちらからたのむにかかるわけでもないのですが、このような書き方をされていますね。それと同じで、如来の

「我にまかせよ、必ず助けるぞ」

の先手の法を聞くところに小賢しい詮索や先入観は廃ります。ただ法をお聞きする時に、我々はどうしても逃げると言いますか、自分の智慧や経験を基に法を計らい解釈しますので、そういった聞き方をせずにお助けの聞こえたまま、法の届いたままをそのままお受けしなさいということです。

教義批判よりも、如来の仰せを間違いなく人にも伝えることは、難しさの桁が違うと痛感しています。



代官様

コメントありがとうございます。お時間ある時に適当にお相手して差し上げて下さい。
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淳心房&しゃあ

Author:淳心房&しゃあ
(淳心房)
平成21年10月に親鸞会を退会し、「親鸞聖人の正しい教えを真偽検証する」ということで、専らコメンテーターとしてやってきました(^^)v
しかし、ようやく自分の中での真偽検証は終了したので、名前も改め、淳心房と名乗ります♪
ただし「真偽検証」は今まで馴れ親しんだ名前ですし、親鸞会教義が親鸞聖人の正しい教えなのかどうなのか、一人一人が真偽を検証して頂きたいと思い、ブログのタイトルとして残しました。
一人でも見て下さる方があれば幸いです☆


(しゃあ)
平成21年8月に親鸞会を退会しました。淳心房さんと共同でブログを書いています。何かありましたらメール下さい~
singikensho@yahoo.co.jp
(スパム防止のため@を大文字にしてあります。メール送信時は小文字に変えて下さい。)

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