新入生の皆さんはこんな話に注意!(8)

新入生の皆さんはこんな話に注意!(7)の続きです。

親鸞聖人の教えは私の拠り所となっています。
「何のために生まれてきたのか」「何のために生きるのか」という疑問は大変大切であり、その答えは親鸞聖人の教えにあります。だからといって、別に皆さんに押しつけるつもりはありません。

もちろん、このブログを縁に1人でも多くの方が親鸞聖人の教えを知り、教えの通りに只今阿弥陀仏の本願に救い摂られて、喜びを共有したいと願っていますが、同心する者は拒まず、去る者は追わないスタンスで書いています。
取捨選択は読者の皆様にお任せしますし、私の事を誹謗するのは構いませんが、ただ仏教そのもの、親鸞聖人の教えそのものを誹謗することはどうかしないで下さいね☆

ところで親鸞聖人の教えを利用して、金集め・人集めに狂奔している宗教団体がいることに注意しなければなりません。
私がかつて所属していた浄土真宗親鸞会は、親鸞聖人の教えと似て非なるものであり、宗教ビジネスを展開するだけの団体であることは周知の事と思います。
この時期、親鸞会では大学に入学したばかりの新入生を勧誘しますので、注意を喚起すると共に、どのように話をしてくるのかを細かく書いています。

※メルマガ登録を勧めるサークルに注意。mixiやツイッターで勧誘してくることも増えています。

※『なぜ生きる』、『光に向かって100の花束』など一万年堂出版の書籍をゼミ(部会、ミーティング、講座)で用いていたら親鸞会だと思って間違いないでしょう。

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◎仏教説かれた釈尊

人生の目的は生死の一大事を解決し、絶対の幸福になること。
死の問題を無視していたり、相対の幸福のみを追い求めて絶対の幸福のあることを知らなかったり、人生の様々な目標を人生の目的と勘違いしていたりしたら、本当に幸せな、満足した人生を送ることはできない。

かつてこの生死の一大事に真剣に取り組み、解決をした方が人類にあった。
それが、お釈迦様である。尊んで釈尊と呼ばれるが、世界の三大聖人、四大聖人と言われても常にトップに挙げられ、その教えである仏教は、世界の三大宗教の中でもまず数えられる。
今日は、お釈迦様とはどんな方かについて話をしたいと思う。


◎お釈迦様の生い立ち

釈尊は約2600年前、インドのカピラ城主である浄飯王とマーヤー夫人の太子として生まれた。
4月8日、ルンビニー園の花園で夫人が産気づき、そこで生まれたので、この日を花祭りと言って祝っている。
幼い頃の名を悉達多といい、文武共に国一番の師匠に学ばれたが、いずれも抜群で、並ぶ者はなかったという。それは、後に両師が「もう太子に教えることは何もありません」と辞任を申し出ていることからもわかる。

国の王子として生まれ、何不自由ない生活をしていた太子であったが、内省的な性格で、成長するにつれ深く物思いにふけることが多くなった。
それを見て浄飯王は太子が生まれる時、マーヤー夫人にどんな子供が宿っているか占わせたアシダ仙人の言葉を思い出した。
アシダ仙人は夫人のお腹に身籠っている太子を見るやホロホロと落涙したのである。涙を見せるとは何事かと激怒した王であったが、
「太子は王位を継承したなら世界を統一する転輪王になるでしょう。しかし王位を継承せず出家をされたら仏陀となって人々に救いの道を説くでしょう。私には仏陀となる可能性が高いと感じますが、太子が仏陀となる頃には老い先短い私は既にこの世にいないでしょう。太子が仏陀として説かれる尊い法を聞くことは叶わぬことです。そのため、思わず落涙しました」
との弁明に王は大変満足したという。

太子の出家を心配し、王によって太子は19歳の時、国一番の美女と言われたヤショダラ姫と結婚させられたが、太子の悩みは解消どころかより一層深まっていった。


◎四門出遊

ある時太子は城の東門から出て老人を見、南門から出て病人を見、西門から出て死人を見、来た門から出て出家者を見た。
人は老、病、死から逃れることはできず、栄耀栄華を極めていてもそれはやがて滅び去る幸福であることを知った太子は、真の幸福は五欲を満たす生活の他にあると、出家の道を志すようになった。
そして王に、出家して真の幸福を求めさせてほしいと懇願した。
王は驚いて、「太子よ、お前は一体何がしたいというのか、お前の望みは何でも叶えてやる」と言うと、太子はこう答えた。
「私の望みは3つです。望みの1つは、いつまでも達者で年老いない身になることです。2つ目は、いつも健康で病気で苦しむことのない身になることです。3つ目は、死なない身になることです。」
太子の言葉を聞いた王は、「そんな者になれるものか。馬鹿なことを言うものではない」と呆れてその場を去ったと言う。

太子の出家を危惧した王は、春夏秋冬に合わせた四季の御殿を4つも作らせ、そこに500人の美女をはべらせて出家を思い止めようとしたが、世の無常を凝視していた太子の求道心の歯止めにはならず、頭を悩ませる日々が続いた。
ある夜、ふと太子が目を覚ますと、昼間は綺麗に着飾った美女達があられもない姿で眠りこけているのを見た。これが偽らざる彼女らの姿かと愕然とし、一刻も早く真の幸福を志す出家者となるべく、夜中密かに城を抜け出し、山に入って悟りの道を求めることとなった。時に太子、29歳の2月8日のことであった。


◎成仏得道

突然の太子の出家に、王始め国は騒然となった。
王は橋陳如ら5人の家来に太子を説得して連れ戻すよう命じた。

一方太子はすでに覚者となった方がいないか、名高い仙人の元を尋ね歩いたが、いずれも太子を満足させることはできなかった。
そこで無師独悟を決意し、難行苦行に打ち込まれることとなった。

橋陳如らは方々を探し、ようやくにして一樹の下で端座熟視する太子を発見して、言葉の限り説得した。
「太子さま、私は世に出家の動機には4通りあると聞いたことがあります。病気、老い、貧困、そして家族との死別です。しかし太子さまはそのいずれにも当てはまりません。年若く壮健な時に家富み、家族の人々にも別に変わりはないのに、なぜ若き楽しみを捨てて遠き悟りを求められるのか、私達にはどうしても分かりません」
こう涙ながらに訴えたが、太子の決意は変わらなかった。

「お前達には分からないのか。あの激しい無常の嵐が、まだ分からないのか。ものは皆常住しないのだ。いずれの日にか衰え、いずれの日にか亡ぶのだ。快楽のかげにも無常の響きがこもっているのだ。美女の奏ずる絃歌は欲をもって人を惑すのみだ。三界は悩みのみ、猛き火の如く浮べる雲の如く、幻や水泡の如し。若きを愛すれどやがて老と病と死の為に壊れ去るのだ。」という太子の言葉に五人の使者は如何ともできず、涙を呑んで城に帰り、浄飯王に事の顛末を話した。

王は深くうなだれ、一時は太子の帰城を断念されたが、子を想う親心から橋陳如ら五人を太子の許で共に修行させながら太子の世話をするよう命じた。
五人は喜んで王命わ受け、再度太子の許にゆき修行僧となった。

太子は私達の想像も絶する難行苦行を6年もされたが、身心は衰弱するばかりで悟りは得られず、ついに苦行主義から脱する決意をした。
まず苦行によって疲弊した身心を回復し、正しい智慧を得ようと、沐浴して身の垢を清められた。
しかし太子は既に川から這い出る体力すら残されていなかった。
そこへ通り合わせた乳買いの娘、スジャータに対して太子は、一杯の乳の供養を請われた。スジャータは類稀なる太子の姿を拝見し、喜んで乳を捧げた。
それによって太子は気力を回復されたが、橋陳如ら五人の従者はひそかにこの始終を見て「太子は堕落した」と判断し、太子を見捨てて去っていった。

一方太子は決意新たにニレゼン河の畔、ブッダガヤの菩提樹下に座禅を組み、「私がここで正覚を得なければ、決してこの座を立つまい」と異常な覚悟で最後の修行に取り組んだ。
この時、経典に説かれる如く様々な悪魔波旬が襲い来て、太子の決意を翻さんと誘惑したが、太子の忍耐と剛毅はことごとくこれを征服。ついに35歳12月8日の、一見明星にして大悟徹底され、
「我は一切の勝者なり、我は一切の智者なり」
と成仏得道を宣言された。

仏とは悟りの名称であり、経典には悟りに52の位がある中、最高位の位を仏覚といい、この上ない悟りだから無上覚とも言う。そして仏の悟りまで到達した人だけを仏とか、仏様、仏陀という。
この地球上で仏の悟りを開いた者は後にも先にもお釈迦様唯一人である。
かくて一切の滅びる中に不滅の真理を体得した太子は、覚者仏陀となり、80歳の2月15日に涅槃の雲に隠れられるまで一切の人々に本当の幸福になれる真理を説き続けられたのである。

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(つづく)
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淳心房&しゃあ

Author:淳心房&しゃあ
(淳心房)
平成21年10月に親鸞会を退会し、「親鸞聖人の正しい教えを真偽検証する」ということで、専らコメンテーターとしてやってきました(^^)v
しかし、ようやく自分の中での真偽検証は終了したので、名前も改め、淳心房と名乗ります♪
ただし「真偽検証」は今まで馴れ親しんだ名前ですし、親鸞会教義が親鸞聖人の正しい教えなのかどうなのか、一人一人が真偽を検証して頂きたいと思い、ブログのタイトルとして残しました。
一人でも見て下さる方があれば幸いです☆


(しゃあ)
平成21年8月に親鸞会を退会しました。淳心房さんと共同でブログを書いています。何かありましたらメール下さい~
singikensho@yahoo.co.jp
(スパム防止のため@を大文字にしてあります。メール送信時は小文字に変えて下さい。)

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