セカンドオピニオンの勧め

先日テレビを何となく見ていたらこのようなニュースが流れてきました。

【林道也画像】新宿セントラルクリニック院長を逮捕!性病と偽り詐欺

この院長は診察に来た人に病気でもないのに病気だと偽り、診療代と薬代を騙し取っていたというのです。沢山の方が騙されてしまったということなのですが、その原因として、

・医者から言われ、(改ざんした)診断書を見せられたら信じるしかないから
・「性病」という周囲には相談しづらい病気だから
・病気の状態は嫌なので何とかして早く病気を完治して安心したいから


などの理由が挙げられます。記事のコメントにもあるように、今後二度と事件を起こさぬよう、このような卑劣な医師からは免許をはく奪位のことはしてもらいたいものです。

さて、この詐欺事件がどうして明るみになったかというと、一向に病気(数値)が良くならないことを不審に思った来院者がセカンドオピニオン(医師の診断や治療法について、患者が別の医師の意見を求めること)をしたからでした。やはり一口に医師といっても、真に患者のためを考えて仕事に当たる優れた立派な医師もいれば、生計を立てるために仕方なくやっているような医師、そして患者から金を騙し取ろうなどという腐った医師と、様々な医師がいると思わなければなりません。ろくに診察もせずに薬の処方だけしたり、何度通っても病気が改善されないような医師からは、離れて別の医師に診てもらった方が良いかも知れないです。


これは浄土真宗でも同じ事が言えます。

・ここをもつて、いま大聖(釈尊)の真説によるに、難化の三機、難治の三病は、大悲の弘誓を憑み、利他の信海に帰すれば、これを矜哀して治す、これを憐憫して療したまふ。たとへば醍醐の妙薬の、一切の病を療するがごとし。濁世の庶類、穢悪の群生、金剛不壊の真心を求念すべし。本願醍醐の妙薬を執持すべきなりと、知るべし。(信文類)

【現代語訳】
このようなわけで、いま釈尊の真実の教えによると、救われがたい五逆・謗法・一闡提のもの、すなわち、治しがたい重病人とたとえられたものも、阿弥陀仏の大いなる慈悲の誓願にまかせ、他力回向の信心に帰すれば、如来は深く哀れみ、救ってくださる。たとえば、醍醐の妙薬がすべての病を治すのと同じである。五濁の世の人々、煩悩に汚れた人々は、何ものにも砕かれない他力金剛の信心をいただき、尊い本願の妙薬をしっかりとたもたねばならない。よく知るがよい。

・この光明の縁にあひたてまつらずは、無始よりこのかたの無明業障のおそろしき病のなほるといふことは、さらにもつてあるべからざるものなり。(御文章2帖目13通)

などのように、祖師や蓮師は私達が果てしなく迷いを重ねて苦しみ悩むさまを病気に例え、早く本願醍醐の妙薬をもって無明業障のおそろしき病を治癒しなさいと教えられます。今までどのように迷いを重ね、どれだけ苦しんで来た者であっても、阿弥陀仏の大いなる慈悲の誓願にまかせ、他力回向の信心に帰すれば、如来は深く哀れみ、すぐさま横に五趣八難の道を超え、必ず浄土に往生して仏に成るべき身と定めて下さいます。

ところが、そうした浄土真宗の教えの通りに救いに遇えていない方が多く見受けられるのが悲しいことです。原因は疑情、本願疑惑の一言に尽きると言えば尽きるのですが、中には本願疑惑を増長させるような間違った教えをいつまでも正しいと信じて従っているという場合も考えられます。

・光に向かって進め
・宿善を求めよ、厚くせよ
・獲信の因縁として善を修せよ
・三願転入せずしては蟻一匹助からない
・19願の善、定散二善をやりなさい


このような教えは、浄土真宗とは名ばかりのデタラメ創作教義です。私もこんなデタラメ教義を正しいと信じていた口ですが、なぜ騙されたかと言えば、診断自体はそう間違ったものでもなかったからです。いわゆる人間の実相部分の話を聞いて、その部分は正しいと思えるから教え全体も正しいと誤解・錯覚してしまったのがそもそもです。

診断の方はまぁいいとして、問題は治療の方でした。煩悩にまみれ、世俗の世界で暮らす我々が到底どうにかできる問題ではないから、阿弥陀仏が代わって願いを発され、行を成就され、南無阿弥陀仏の妙薬を与えて助けて下さる。私としてはその本願の仰せを疑い無く聞き受けるだけであるというのに、その救いに遇うのに「ああせい」「こうせい」と全く的外れなことを説いてきたので、そのせいで随分と遠回りさせられました。その間に事故などで命終わっていたらどう責任を取ってくれるんだと今でも思います。一向に救いに遇えないが、本当に正しいのか。常々疑問を持ちながら求めていました。その教えから離れた当初は不安もありましたが、ちゃんと正しい教えを説いて下さる方が実は沢山ありました。セカンドオピニオン、本当にお勧めです。

この問題は信仰上のことゆえ、訴えて勝訴するということが難しいので提訴もできず、実に悔しく歯痒いことです。せめて未だ騙されている方々に気づいてもらえるようにと思って綴っています。どうか一人でも多くの方が現在迷っている教えから離れ、正しい浄土真宗の教えを聞かれ、本願を信じ念仏するようになってくれたらと思います。
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淳心房&しゃあ

Author:淳心房&しゃあ
(淳心房)
平成21年10月に親鸞会を退会し、「親鸞聖人の正しい教えを真偽検証する」ということで、専らコメンテーターとしてやってきました(^^)v
しかし、ようやく自分の中での真偽検証は終了したので、名前も改め、淳心房と名乗ります♪
ただし「真偽検証」は今まで馴れ親しんだ名前ですし、親鸞会教義が親鸞聖人の正しい教えなのかどうなのか、一人一人が真偽を検証して頂きたいと思い、ブログのタイトルとして残しました。
一人でも見て下さる方があれば幸いです☆


(しゃあ)
平成21年8月に親鸞会を退会しました。淳心房さんと共同でブログを書いています。何かありましたらメール下さい~
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